モノクロ２＜ARS＞ (ページ26)

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雅「そのブレスレットなにー？」

和「教えない」

潤「誰からのプレゼント？」

和「教えない」

智「Aからだろ」

和「･･･」

翔「黙んなよ(笑)」

和「教えない」

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みんなが起きてきて

そんな会話が聞こえてきたから

なんだか恥ずかしくて

オーブントースターを洗う手を止めて

洗濯機の洋服をとりに行きながら逃げようとした

けど、

智くんの方が一足先だったみたい

智「ねー、あれAからのプレゼント？」

「･･･はい//」

智「なんで照れてんの」

「なんでもないです//」

智「･･･なんかあいつだけ特別みたいでやだ」

むぅってくちびるを尖らせて

もにょもにょ呟いてる智くん

なんだろ

あれかな？

先生のひいきに拗ねちゃう子みたいな(笑)

和「だめだよ？これは俺だけのだもん」

智「お前には俺とお揃いのネックレスあるだろうが//」

和「それとこれは別でしょう(笑)」

またぎゃあぎゃあ騒ぎ出した中で

まーくんと翔くんがこっちに近寄る

翔「まぁ俺らも誕生日あるから楽しみにしてるよ」

「はい(笑)」

雅「ところでAはなにしてんのー？」

「あ･･･お菓子作りしようかな、と」

翔「お菓子作れんの！？」

雅「料理もお菓子も作れるなんてお嫁さんにしたいな～」

「･･･//」

和「相葉さん勝手なこと言わないでくれますー？」

智「そうだぞ」

そう、今度彼が帰ってきたときに

お菓子を持ってきながら事務所や本社に行きたくて

練習がてら作ろうと準備をしてた

あと２週間だもん

浮かれすぎてて自分が気持ち悪いくらい

雅「ねー、お菓子ならあそこに元ショコラティエいるよ」

潤「俺？(笑)」

翔「失恋してるけどね(笑)」

ソファから立ち上がった潤くんがキッチンに来て

手伝おうかってにっこり笑った

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