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「A！もうお昼よ！起きなさい！」
お母さんの怒鳴り声が部屋の外から聞こえてくる
泣き疲れて起きた時間はお昼前
返事する気もしなくてベッドの中に潜ってると
ドスドスと階段をあがってくる音
もう最悪…うるさいなぁ…
バタン、と部屋のドアが開いた
「お昼もいらないから…ほっといて」
布団の中からそう呟くと、その布団を剥ぎ取られる
起き上がって慌てて取り返そうとしたら
潤「ほっとけるわけねーだろ」
潤が、ぶっすうとした顔で私の目の前にいた
「じゅ、潤…！？え、なんで…」
潤「なんで…じゃねーよ！」
潤がベッドの下にドカッと座り込んだ
私、パジャマのままだし、すっぴんだし…
泣きそうになりながら、潤を見た
「お願い…返して…こんなかっこやだ…」
潤「パジャマもすっぴんも可愛いじゃん」
「からかわないで…」
潤「仕方ないな」
毛布を持って立ち上がった潤にほっとしたのもつかの間
ベッドの上に乗って、私を後ろから毛布で包む
びっくりして振り向こうとしたら、そのまま後ろから抱っこされた
…っ！？
な、なにこれ！？
潤「こうでもしないと逃げるだろお前」
潤の声が左耳からじんわりと聞こえてきて
背筋がぞわぞわっとした
「や、なに…！？」
潤「携帯が繋がらないから家に押しかけてやった」
もぞもぞと動いてみたけど、しっかりと固定されてしまう
いきなりの展開に心拍数がついてけない
「…用は、なに…？」
潤「…ちょっとこっち向け」
条件反射で後ろを振り向くと、唇に柔らかい感触
…キス…された…？
「…え？…な、にこれ」
潤「こうすれば俺の気持ちわかるかなぁと思って」
潤の右手が、私の頬をするすると撫でる
潤「他の男にひっかかってんじゃねぇよばか」
触っていた頬をむにっと掴んで、また目尻にキスを落とす彼
「ま、待って…潤…、んっ」
潤「待たねー」
器用にそのまま私のことをベッドに押し倒して、毛布にくるまった私を見下ろす潤
潤「いい加減、俺の彼女になれっつーの！」
わけもわからず、ただ上から降ってくるキスの雨に
応えることが精一杯だった
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凛(プロフ) - まれさんこんにちは！Be My Valentne !すごく良かったです！！私的にはあーば氏のお話がお気に入りです！けど、全てのお話がキュンキュンしました！他の作品の更新頑張ってくださいね！ (2016年3月21日 17時) (
レス) id: 6a1d17d78f (このIDを非表示/違反報告)
まれ(プロフ) - 蘭花さん» 遅くなって申し訳ありません（；_；）無事完結することができました！二宮さんのお話にキュンキュンしてもらえて嬉しいです(*ﾉдﾉ)他のメンバーさんもキュンキュンしてもらえたかなぁとわくわくしております(笑)お付き合いありがとうございました！ (2016年3月21日 17時) (レス) id: 80003145f8 (このIDを非表示/違反報告)
まれ(プロフ) - さゆ。さん» 遅くなって申し訳ありません（；_；）受験勉強はとても辛いですよね。体験した身なのでよくわかります。そんな辛い時に私の作品が励みになったなんてとても嬉しいです(；＿；)作品の感想をもらうと私も頑張れるのと同じですね(-^〇^-) ぜひまた遊びにきてください♪ (2016年3月21日 17時) (レス) id: 80003145f8 (このIDを非表示/違反報告)
まれ(プロフ) - にこりんちょさん» 遅くなって申し訳ありません（；_；）無事完結することができました！それぞれ５人のお話はどうだったでしょうか？キュンキュンするものをお届けできていたらいいなぁと思います！お付き合いありがとうございました♪ (2016年3月21日 16時) (レス) id: 80003145f8 (このIDを非表示/違反報告)
まれ(プロフ) - ヒロさん» 何度も感想をくださりありがとうございます（；_；）遅れましたが無事完結することができました！温かいお言葉にとても励まされました！５人それぞれのお話はどうだったでしょうか(つω`*)お気に入りの物語が見つかればと思います♪お付き合いありがとうございました！ (2016年3月21日 16時) (レス) id: 80003145f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれ
| 作成日時：2016年2月13日 6時
