番外編3 ページ29
基side
.
「「「かんぱーい!!」」」
グラスが涼しい音を立ててぶつかる。
影山「今月もお疲れ〜!」
椿「お疲れ〜カゲなんかテンション高くない?」
松井「めっちゃ高い」
影山「だってさぁ〜基から嬉しい報告があるんだぜ?テンションもあがるでしょ!」
そんなカゲの言葉に全員が一斉に俺のほうを向く。
みんな表情がニヤニヤしていて
基「なんか言いずらいわ」
横原「はやく言えよ」
基「お前が一番ニヤニヤしてんだよ。………えー、僕、基俊介。Aと付き合いました」
影山「ひゅー!!」
佐藤「基くんおめでとう〜」
鈴木「これが聞きたかったんだよ」
椿「これでやっといろんな話聞けるね」
松井「ほんとに。この前の俊の顔死んでよね」
鈴木「ヨコもなかなかに死んでたけどね」
横原「俺はどうでもいいんだよ。今日はもってぃーの日なんだから」
基「いいよそんなこと聞いてくれなくて」
佐藤「今どんな感じなの?」
基「話聞いてた?」
松井「でもみんな気になってるよ」
影山「今日はこの話題を楽しみに仕事頑張ったんだぜ?」
基「頑張る目標間違えてるから。……………今度Aが家に引っ越してくる」
椿「同棲?!」
基「そう」
鈴木「めっちゃいいじゃん。毎日ご飯作ってもらうの?」
横原「がちゃん何当たり前のこと聞いてんの。弁当も愛妻弁当になるんだよ」
松井「超ラブラブじゃん!」
基「弁当はヨコが勝手に言ってるだけだからな!」
影山「俺も2人がイチャイチャしてるところ見たい!1日だけでいいから横原と変わりたい」
椿「いやカゲ絶対1日で満足しないでしょ」
横原「間違いない」
松井「でもよこぴー影山くんと入れ替わっても楽しんで生きていけるもんね?」
佐藤「あ、ほんとだー!もってこいじゃん」
横原「いやそんなことねぇから」
鈴木「照れなくていいよ」
横原「なんでがちゃんまでそっち側なんだよ」
みんなのわちゃわちゃしてる姿と、画面に映るAからの自撮り写真と一つのメッセージに頬を緩ませた。
『俊介くんの好きなハンバーグと一緒にわたしも乾杯したよ〜!』
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もものすけ | 作成日時:2023年10月29日 20時