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瑞稀side
瑞稀「俺、？」
「うん。井上くん、」
はしもっちゃんは
他の人と組むって言ってたから
どっか、
奇数のグループの奴とペア組もうかなーなんて
呑気に考えていたから。
突然のことに、
俺は思わず時が止まってしまう
「ダメ、かな、」
いつも、みんなに見せている
可愛らしい笑顔じゃなくて
困り顔というか
眉毛を寄せて首をこてんと傾ける、
これまた可愛いお顔を向ける君
まじで可愛いな…
じゃ、なくて、！！
瑞稀「いや、、」
瑞稀「俺で、いいの？」
確かに、うちのクラスは人数の関係上
どうしても男女のペアができちゃうけどさ、！
いつも、眩しい君なら
こんな影のような俺じゃなくたって
優斗みたいな人だっているのに。。
けれど、彼女は
それでも、
「うん、井上くんがいいです、」
俺の前から
退こうとはしなかった
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作者名：あんず
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時：2019年12月2日 21時
