第八十一話 ページ5
俺が服の事で悩んでいるとおずおずゾラが話しかけてくる。今の俺結構ヤバイ格好してるんだけど...
貴方『ん?ゾラから頼みなんて珍しいねぇ。俺が聞ける頼みなら聞いてやるよ?』
ゾラ「じ、じゃあ...Aは、隣にいるだけで、いいから...俺が寝るまで、傍に、いてくれたら、嬉しい...」
ゾラは恥じらう仕草を見せながら上目使いで俺に恃んでくる。あーちょっとこれは不味い
貴方『う"っっ、待って待って待って...今思いっきりキタから...』
い、色々あぶねぇ...ここではナニとは言わんが俺の色々がヤバかった...
貴方『なんて可愛い頼みしてくんだ...添い寝位なら別に大丈夫。なんとか堪えれるから...』
ゾラ「...別に手ぇ出したっていいのに(ボソッ」
貴方『ん?何か言ったか「別に何も」あらそう?それじゃ寝た寝た』
ゾラの背中を押してベットの方に誘導する。そして、ゾラを先にベットに寝かせる
貴方『あ"ぁ"ー平常心平常心...』
ゾラ「...早く」
貴方『ハイすいません!失礼します!』
ゾラに早くと急かされた俺は、決死の覚悟を決めて一緒のベットに入った
貴方『...これで満足かい?』
ゾラ「んー...あったけぇ」
ゾラは俺の方に寄ってきて目を瞑ったまま言った。そんなにあったかいかな俺?
貴方『俺は湯たんぽか...でも逆にゾラは体温低すぎだろ?ほらこんなに冷えてるし』
そう言いながら俺は寄ってきたゾラの頬に触れる。本当に冷えてるな
ゾラ「...そうか?」
貴方『うん、ちょっと体温調節機能の低下が見られる。もっと俺で暖取りな』
俺が布団を少し持ち上げてそう言うとゾラは素直に抱きついてきた。お、おぉぉ...ちょっと可愛いすぎてしんどいかな?(^o^;)
ゾラ「...悪い。多分、魔力を結構消費したから...」
貴方『深くは聞かんよ、どうせヤミ団長にでも言われた事でしょ』
ゾラ「お前のそういう察しのいい所好きだ、もうひたすら罠(トラップ)張ってたから...」
貴方『眠いならもう寝なよ、明日は大変なんだし』
ゾラ「...そうだな。俺が寝たら、もう離れていいから...」
ゾラはこう言っているが、俺に抱きしめられて安心しきっている感じが駄々漏れなんだよなぁ
貴方『素直じゃないねぇ、ちゃんと言ってくれたら朝まで一緒にいてあげるのに』
ゾラ「....A、もう、ひとりに、すんな。ずっと...そばに...んっ」
たどたどしく話すゾラに、俺は堪えきれず口を塞いでしまった
貴方『...悪い、ちょっと我慢出来なくて...つい』
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kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様!コメント有り難う御座います!ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです!!これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです!本当に有り難う御座います!!(o≧▽≦)ノ (2020年3月25日 17時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω`*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様!コメント有り難う御座います!本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(;ω;`*)早めに書き上げます( ;∀;) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね! (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様!コメント有り難う御座います!そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです!!本当に嬉しいです!!ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ!!! (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi@ゾラ推し | 作成日時:2020年2月29日 10時