嘘から生まれたボク Ⅱ (ページ5)

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Aside

玉から、久々にLINEが来た。

YUTA今から舞祭組の家に全員集合だって

今日は舞祭組の合宿が終了する前日。

玉｢お、A｣

マンションの下で、ばったり遭遇した俺ら。

一瞬気まずい空気が流れた気がしたけど

それを払拭するかのように

玉は明るく俺に話しかけてくれた。

池｢なんか持ってきた方が良かったかな？｣

玉｢別にいいんじゃない？俺も手ぶらだし笑｣

そんな話をしながら家に入ると

家の中はもう既に賑やかだった。

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藤(よーし、俺が出す)

北｢よーし、俺が出す！笑｣

渉が買い出しから帰ってきて、鍋を作り始める。

玉｢早く食わせろ、ばぁぁーかっ！！｣

横｢おい、誰かソイツ黙らせろ笑｣

空腹が限界を迎えたのかついに玉が暴走し始めた。

千｢A、最近変わったね｣

俺が玉を見てくすくす笑っていると

そんな俺を見て、千ちゃんが話しかけてきた。

池｢変わった？｣

千｢うん、優しくなった｣

池｢前は優しくなかった？｣

千｢うーん、そうじゃないけど…｣

そんなことないんだけどな。

むしろみんなの方が、俺と距離を置いてた気がする。

でもいつからかみんなが俺とも会話してくれるようになって…

あれ、あれっていつからだっけ。

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