46 ページ47
玉森side
過酷なロケがやっと終わって
俺たちは行きしと同じロケバスに乗る。
今からまた、3時間半もかけて六本木に戻る。
玉｢今日はめちゃくちゃ疲れた｣
千｢色々とエグかったよね笑｣
横｢もう二度とごめんだわ、NG出そ｣
二｢濱口さんのことだからNGとか無意味よw｣
北｢俺ら一応アイドルなのに容赦ねぇもんなw｣
藤｢まあそれだけ期待してくれてるってことだから｣
宮｢あれ、A寝ちゃった？｣
玉｢うん、だいぶ疲れてたみたい｣
Aは疲れたのか、窓にもたれかかって既に寝ていた。
みんなもAを起こさないように
お喋りをやめて各自自分の世界へ。
そして3時間半後。
玉｢A、降りるよ｣
池｢…んん｣
玉｢大丈夫？｣
池｢…うん、大丈夫｣
玉｢全然大丈夫そうじゃないんだけど｣
起きたAはめちゃくちゃ顔が青白い。
玉｢車移動出来る？｣
池｢…ん｣
玉｢宮田、Aのカバンお願い｣
宮｢おっけー｣
Aを支えて、Aの車に移動する。
メイクを落としに
スタジオに入っていったメンバーには
俺とAはこのまま先に帰ると
宮田に伝言を頼み、スタジオを出た。
.
.
玉｢鍵は？｣
マンション下に着いて、真っ先に聞いた質問。
そりゃここまで来て
部屋まで送らない選択肢はないでしょ？
Aは何も言うことなく、俺に鍵を渡した。
玉｢とりあえずお風呂入っちゃお｣
早くさっぱりした方が気分的にもいいと思う。
そう思って、すぐお風呂のスイッチを入れた。
池｢別にいいんだけどさ…なんで知ってんの？笑｣
玉｢あー、この前来た時にいろいろ見ちゃった｣
池｢見ても何もなかったでしょ｣
玉｢いやマジで何もなさすぎ、びっくりしたもん｣
池｢部屋に何置いていいか分かんなくて｣
玉｢せめてテーブルとソファは置こうよ？笑｣
池｢買いにいく時間がなー｣
だいぶ顔色がマシになったA。
少し喋ってくれるようになった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kamekyomo(プロフ) - パスワードが知りたいです！ (2019年10月13日 11時) (
レス) id: 33991d0016 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りい太
| 作成日時：2019年2月10日 3時
