24 ページ25
玉森side
明け方目を覚ますと、Aは俺の腕の中にいた。
玉｢えっ…｣
いつの間にか俺はAを腕枕してて。
俺の腕の中でぴとって俺にくっついて
すやすやと気持ちよさそうに寝ているA。
_____どきんっ
_____どきんっ
俺の心臓の音がうるさすぎてAが起きちゃいそう…
意識するとダメだ。
Aの白くて柔らかな肌。
いい香りがするふわふわな髪。
そして何よりもこんなに身近に感じるAの温もり。
心臓がうるさく跳ねて、体が熱を持ち始める。
池｢…ん、玉？｣
やば…起きちゃった？
Aの顔をじっと見るも
Aは目を開けない。
そのままもう一度、眠ってしまったようだ。
玉｢……A、ごめん｣
小さくぷっくりした唇
我慢出来なくなって
Aの唇にそっとキスをした。
ちゅ…
唇を離してみてもAは起きない。
微動打にせず、さっきのまま眠り続けている。
…起きないの？
早く起きなきゃ、襲われちゃうよ。
.
.
.
玉｢…好き｣
小さく呟いて、俺はもう一度キスをした。
唇の感触をしっかりと味わうように
今度はゆっくり、じっくり、唇に触れた。
玉｢……A｣
やばい。
止まらなくなる。
火照り始めた体を
無理やりAから引き離して
足早に自分の部屋に戻った。
心臓が痛い。
メンバー相手に何をやってんだ。
ましてや、ついこの間まで
男だと思ってた人に欲 情するなんて…
ああ、そうか。
最近忙しくて女の子と遊んでないから
溜まってたのかな。
そんな時にAが女の子だって分かって…
そうだよ、そういうことだ。
.
.
自分の唇を触る。
思い出すあの感触。
.
.
玉｢…もう、無理だ、誤魔化しきかないや｣
.
.
俺、Aのこと好きになったみたい
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kamekyomo(プロフ) - パスワードが知りたいです！ (2019年10月13日 11時) (
レス) id: 33991d0016 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りい太
| 作成日時：2019年2月10日 3時
