検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:38,542 hit

06 ページ6

.







「…っは!!」






目を開けると、自分の部屋。

実家なのは変わらない。







「やっぱり夢じゃないのか……ん?」







手が痛くなるほど、ぎゅっと握っていたもの。







「何これ」







何かのカードのようだ。

2つある。







「いやいや、そんなことより…」








裁判長から状況を説明してもらって

やっと私は正確に、ちゃんと状況を掴めた。





…うん、気楽に考えよう。






だってまだあと1年あるし。

回避って言ってもこの1年で、どうしろって話だし。








私は戻ってきたこの青春を、もう一度謳歌することにする!








ふとカレンダーに目をやる。








あれっ?

明後日ってもしかして、茶封筒の日?

まさに今年の!…明後日だ!!






これは行かねば。









.









.









「わぁ、すごい人がいる…」








学校に行くふりをして

代々木体育館へ来た私。








当たり前だけど

チケットなんて持ってないから入れるわけもない。









ここまで来たものの、どうするかな…









.









ス「関係者の方ですか?」



「え?」



ス「そのパス…キスマイの関係者の方ですね?」



「パス?」



ス「こちらへどうぞ」








何気なくカバンに放り込んだカードは

どうやら会場のパスだったらしい。






私はスタッフさんに連れられるまま

会場の中へと入った。








.

07→←05



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (171 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
291人がお気に入り
設定タグ:キスマイ , 玉森裕太 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りい太 | 作成日時:2020年4月22日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。