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玉｢ていうか、何歳？制服だけど。｣
｢あ、24歳だったんですけど
こっちに戻ってきて高校1年生になっちゃいました笑｣
玉｢やばいじゃん、俺捕まっちゃうよ笑｣
｢あはは笑｣
その日玉森さんは
私の話を沢山聞いてくれた。
私が事故当日
めちゃくちゃオシャレをして
会場に向かったことや
一人暮らししてた家は
どこらへんだったとか。
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店｢ラストオーダーのお時間になりますが｣
と、店員が声を掛け始めだした。
｢え、もうそんな時間？｣
玉｢新鮮な話ばかりで面白かった、ありがとう｣
｢いえ、こちらこそです！｣
玉｢あ、夜も遅いし家まで送るよ｣
｢え！？…いや、大丈夫です！｣
玉｢んーん、だめ。｣
｢玉森さん、ダメですよ。
もっと危機管理徹底しないと。
デビューも決まってこれからなんですから
今ここで撮られたりなんかしたら不味いです。｣
玉｢…そっか｣
｢はい！｣
玉｢じゃあ、連絡先教えて｣
｢え？｣
玉｢そんで、家着いたら連絡して｣
そう言うと、玉森さんは
私が携帯を取り出すのを待っている。
スマホをポケットから取り出すと、驚く玉森さん。
玉｢やっぱ超最新なんだね…｣
｢この時代でももう、スマホはありますよね？｣
玉｢あるけど…もっと分厚いしこんなんじゃないよ笑｣
そんなことを言いながら
私のスマホに番号を打ち込んでいる玉森さん。
玉｢はい、これが俺の番号だから｣
｢じゃあ、帰ったら連絡しますね｣
平然を装って、スマホをポケットに戻す。
.
…いや、嘘でしょう！？
私、連絡先交換しちゃったよ！？
LINEIDでも、QRコードでもなく
玉森さんの携帯番号…！！
嬉しい、嬉しすぎる！
記憶しよう。
ぜっったい忘れないように暗記しよう…！笑
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作者名：りい太
| 作成日時：2020年4月22日 9時
