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玉「俺は本気だよ。
本気でAのことが好き。」
「それは…きっと勘違いですよ」
玉「勘違い?」
「私が職場の人に触られてたから
きっとおもちゃを取られたみたいな感じで」
玉「ちがう」
私が話し終わるのを待たずして
キッパリと言い切った玉森さん。
玉「確かに気付いたのはその時だけど
でもAのことをおもちゃだなんて思ったことないよ」
「信じられません、玉森さんみたいな人が…」
玉「心配なんだ、Aのことが。
ご飯ちゃんと食べてるかなとか
会社でイジメられてないかとか
東京で友達は出来たかなとか…
毎日ずっと、心配してる。」
……それはやっぱり、恋愛じゃない気がする。
玉「でも幸せなんだよ。
Aの心配をしてるその時間が。」
「父性、ではなく?」
玉「抱きたいって思う」
「…ストレート過ぎません?」
玉「ごめん笑」
「抱きたいんですか?…私のこと」
玉「抱きたいよ、めちゃめちゃにしたい。
俺以外の男のことなんて、考えられなくしたい。」
「……それはもう、なってますよ?」
玉「!」
「私の方が先に、玉森さんのこと好きになったんですからね」
玉「……それは、ずるいよ笑」
そんなこんなで私は玉森さんと
正式に付き合うことになりました。
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作者名:りい太 | 作成日時:2019年9月17日 8時