検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:32,534 hit

07 ページ7

.







玉「俺は本気だよ。

本気でAのことが好き。」



「それは…きっと勘違いですよ」



玉「勘違い?」



「私が職場の人に触られてたから

きっとおもちゃを取られたみたいな感じで」



玉「ちがう」









私が話し終わるのを待たずして

キッパリと言い切った玉森さん。









玉「確かに気付いたのはその時だけど

でもAのことをおもちゃだなんて思ったことないよ」



「信じられません、玉森さんみたいな人が…」



玉「心配なんだ、Aのことが。

ご飯ちゃんと食べてるかなとか
会社でイジメられてないかとか
東京で友達は出来たかなとか…

毎日ずっと、心配してる。」








……それはやっぱり、恋愛じゃない気がする。







玉「でも幸せなんだよ。

Aの心配をしてるその時間が。」



「父性、ではなく?」



玉「抱きたいって思う」



「…ストレート過ぎません?」



玉「ごめん笑」



「抱きたいんですか?…私のこと」



玉「抱きたいよ、めちゃめちゃにしたい。

俺以外の男のことなんて、考えられなくしたい。」



「……それはもう、なってますよ?」



玉「!」



「私の方が先に、玉森さんのこと好きになったんですからね」



玉「……それは、ずるいよ笑」








そんなこんなで私は玉森さんと

正式に付き合うことになりました。







.

08→←06



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
407人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , 結婚 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りい太 | 作成日時:2019年9月17日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。