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LINEは毎日した。
今日食べたアイスが送られてきたり
宮田さんの写真が送られてきたり
どうでもいい話がゆるゆると、ずっと続いてる。
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玉「今日は洋服を買いに行きまーす」
玉森さんと会うのは週に2.3回。
驚く程に会ってると思う。
玉「A、いつもスーツでしょ?
今日は俺が就職祝いに服買ってあげる。」
いつもスーツって…
それはいつも仕事終わりに
玉森さんが迎えに来るからであってですね。
なんて言っても、玉森さんはふふっと笑うだけ。
そんな生活が半年ほど続き
東京での生活も大分慣れた。
玉森さん以外のメンバーの皆さんとも
ご飯に行く機会が増えてきて
北山さんと宮田さんに
最近の玉森さんのことを相談してみた。
北「玉ね、Aちゃんのこと相当気に入ってるみたいよ?」
「へ?」
北「Aちゃんが東京来るってなった時も
俺んちから近い方がいいかなって、玉が物件探してたし笑」
「うそ?」
北「ほんとほんと」
宮「あと、あれだよね笑
Aちゃんが東京来てすぐの頃は
ご飯ちゃんと食べてっかなー
ガリガリの痩せ子ちゃんになってたらどうしよーって
毎日心配してた笑」
北「あー、あったね笑」
「だから玉森さん、あんなに
私を食べに連れてってくれてたんですね…」
宮「2人でご飯行った翌日は
ガリガリの痩せ子ちゃん阻止して来たわーって言ってたよ笑」
どうやら玉森さんは私のことを
自分の娘のように大事にしてくれてるらしい。
女としては見てもらえてないのが
2人の話を聞いてヒシヒシと伝わってくる。
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作者名:りい太 | 作成日時:2019年9月17日 8時