可愛い人 ページ7
流星side
神「流星？なにニヤニヤしてんの」
流「いやぁ、可愛いなぁって。」
少し遠くで仕事をする彼女の姿に目を向ける
まぁ、背中しか見えへんねんけどな。
神「あぁ、星宮さんか。」
流「さっき目あってん。そしたら、会釈してくれた。」
可愛かったわ、あれ。
神「良かったなぁ。
やっと、会釈してくれるまでにはなって。」
流「まぁ、普段はほぼスルーやからな。笑」
頭ん中に彼女の仏頂面が浮かぶ
流「でも可愛いんよなぁ…」
神「ベタ惚れやんか。」
流「当たり前やん。」
逆になんでみんな惚れないん？
あんな可愛いねんで？
惚れるポイントしかない……
あ、惚れたら困るわ。あかんあかん。
神「そもそもやけど、なにがキッカケなん」
流「あれ、言うてへんかったっけ。」
神「全然聞いてへん」
言うた気したんやけど。
流「え？聞きたい？」
重「聞きたい！！」
流「うお…っ、いつからおったん。」
俺と神ちゃんの間に急に割り込んできたのは、営業部の重岡。
年は一年上やけど、俺も神ちゃんも全然タメ口使ってる。
重「流星がニヤニヤしてたとこから。」
神「最初からやな、それ。」
存在感薄いな。
重「で、なにがきっかけなん！」
流「なんやったっけ。忘れた。」
重「嘘や！嘘つけ！」
なんか、コイツに話すと色んなとこに知れ渡りそうで嫌やな。
別に広まるんが嫌なわけちゃうけど、Aちゃんに迷惑かかるんが嫌。
意外とそういうとこ気ぃ使うねんで、俺。
重「なぁ！なぁ！なになん！！」
流「うるっさ」
こいつ、全然諦めへんな
重「俺と流星の仲やんかー」
流「そんな仲知らんし。」
重「そんなこと言わんで、教えてや！
な？少しだけ。神ちゃんも知りたいやろ？」
神「別にしげ程熱意があるわけちゃ…」
重「ほら！神ちゃんも知りたがってんで！」
今、めっちゃ神ちゃんのこと遮ったけど。
重「なぁー！流星ぇー！」
流「一目惚れ。」
重「えぇっ！？一目惚れぇ？」
うっざ。
流「満足したやろ。はよ、仕事戻れや。」
重「ホンマA以外には冷たいなぁ。」
神「ははは…」
流「ほら、はよ戻らな桐山先輩怒ってんちゃうん？」
重「あー、そういやそうやな。ほな、戻るわ。」
そう言うて普通に戻っていったしげ。
神「ホンマ自由やな。」
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
