本当の理由 ページ8
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神「でぇ?流星くん。」
流「んー?」
神「ホンマの理由はなんなん?」
流「バレてたかー」
仕事終わり、珍しく神ちゃんの方から飯に誘われて職場近くの店に飲みに来た。
仕事や何気ない話をしてたんやけど、ずっと神ちゃんがソワソワしてて、どうしたんやろなぁって思ってたらこの事か。
実は一目惚れ嘘やねんなぁ
ホンマはもっとふかーい理由がある。
流「確か、3年前やな。」
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3年前、俺が23の時
デザイナーとして働いて3年。
だんだん俺のデザインが社内で認められてきた
ある日の朝。
淳「流星、ちょっとええか?」
流「ん、なんですか?」
広報部の中間さんが俺のデスクまで来た。
見知らぬ女の子を連れて。
淳「この子、うちの部署に配属された新人やねんけど、すんげぇ方向音痴で未だに社内で迷ってて大変やねん。」
『中間さん!そんな言い方しなくても…っ』
淳「事実やろ、アホ。」
軽く頭を叩かれ、恨めしそうに中間さんを見る女の子。
そら、初対面のやつ奴相手に方向音痴暴露されたら嫌よな。分かる分かる。
流「で、なんで俺んとこに?」
淳「あぁ…実は今うちの部署忙しくて、誰も案内出来る奴おらんねん。やから、流星頼まれてくれへん?」
流「いや、俺も方向音痴なんすけど。」
『だから、ええですって!
もう覚えましたから!大丈夫です!』
淳「アホか。今日も迷って、遅刻したやろ。」
『い"っ!』
本日二度目のどつき。
淳「方向音痴の事は方向音痴が一番よう分かってるやろ。というわけで、流星頼んだで!」
そう言い残して、足早に戻っていった中間さん。
流「……」
『……』
俺ら2人残されてんねんけど。
まぁ、しゃあないか。
流「ほな、行こか。」
『えっ』
大きな瞳をまんまるにしてこっちを見る女の子。
え?俺、なんか変なこと言うた?
『案内してくれるんですか…?』
流「おん。頼まれたし。
それに、方向音痴の辛さめちゃくちゃ分かるからな」
『…すみません、ありがとうございます』
流「よし、ほな最初は…」
こうして、俺はその女の子と職場探検に出た
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます!ここまで読んで頂けて感謝しかございません!続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです!今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました!続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:__ゆずぽんず☆°*.・°. | 作成日時:2020年3月24日 3時