失態 ページ21
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『昨日は色々すみませんでした。』
流「え、なにが？」
『なにって…』
二日酔いで痛む頭をこれでもかと下げる私。
それに対して意味も分からなそうに首を傾げる藤井さん。
周りの商品開発部の方々がザワザワし出す
そりゃ、そうや。
いつも、藤井さんを避けている側の私が敵陣まで行って謝ってんねんから。
私が藤井さんのデスクまで行くのなんて、多分槍降るんちゃうかくらいの衝撃を感じていることであろう。
『昨日ご飯行った時に、、』
ご飯！？藤井と星宮さんがご飯やって！！という声がどこかから聞こえた。
そんなに驚くか？
ていうか、私と藤井さんの会話に聞き耳立ててる暇あるんか。あんたらいつもあんな忙しそうにしてるでしょ。
『ちょっとここじゃあれなんで、場所変えたいんですけど、』
流「、、、あー
今、ちょっと忙しいから昼ならええよ。
どっか人おらん店とかで聞くわ。」
嘘つけ！！周りめっちゃ暇そうやで！？
口実にランチ誘いたいだけやろ！
それを自分でつっこむんもなんか自意識過剰みたいで恥ずいけど、そういうことやろ！？
『それは、、』
もうそこまですんなら言わなくてええんちゃうか？
でもなぁ、家まで送ってもらって、ご丁寧にベッドまで運んでくれた人にお礼言わへんのも道理に反する、、、
あの失態をここで言うなんて事は絶対に嫌やし、、、
『、、、分かりました。今日だけ。』
流「じゃあ、後で迎え行くな。」
『隣なんで大丈夫です。』
そんな事されたら、藤井ガールズがなんて言うか。
かと言って、広報と商品開発部のオフィスを隔てる壁は透明なわけで、、こっちで合流しても藤井ガールズに勘付かれる。
『下で待ち合わせにしません？』
流「わざわざ？…まぁ、ええけど。」
『では、お昼に一階で待ち合わせで』
流「ん。了解」
藤井さんの返事を聞いてから足早に退散する。
これ以上あの視線に晒されるのは辛い。
『ふぅ……』
望「おつかれっすー」
せや。うちの部署にもいたんやった、疲れるのが。
『小瀧くん、ごめん。今日一緒にお昼寝食べられへんくなった。』
望「えぇー！」
『うるさい。』
やっぱ、こうなるか。
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
