WESTの水色担当ですっ４

作詞中 ページ24

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アルバム発売決定の何ヶ月か前。








『………う、浮かばん…』




はい。梓A、現在作詞中でございます。






もしええのが出来たら、次のアルバムに入るかもしれへんねんけど……




あかん。全然あかん。









重「がんばれ、がんばれ。」



『頑張るー』



なんの約束もしてへんかったんやけど、なぜかフラッと来て居座ってる重岡さん。


うちの子達とソファーで戯れてらっしゃる。








『しげは出来たん？』


重「俺出来たー」


『ほー楽しみにしてるわー』


重「おー」






楽しみやな。

しげの選ぶ言葉って結構心に染みる感じで好きやし。



神ちゃんも出来た言うてたな。

どんなんで来るんやろ。あの人の作る曲は予想が付かん。









重「どれくらい出来たん？」


『んー、8割』


重「もう一踏ん張りやん。」


『もう一踏ん張りが浮かばんねん。』



うー、家に閉じこもってるのがあかんのか？









『……決めた！！京都帰る！！』



重「…は！？」



『明日一番早い新幹線で行くわ！！』



重「いや、お前まじで？」



『マジ！このまま閉じこもっても浮かばへんから、帰る！お寺巡る！』



重「明後日の昼仕事やで？」



『大丈夫。朝には帰る。』



重「ホンマ忙しい奴やな…」


















________



そして現在のラジオ









重「…てな事があったんよ。」


神「行動力がすごいな。何も浮かばヘんから実家帰る！っていう。」


重「いや、実家寄らへんかったらしいで」


神「え、マジで？」


重「おん。お寺と神社で参拝して山登って帰ってきたらしい。」


神「ホンマにインスピレーション貰う為だけに行ったんか。」



重「書いてたんが恋愛の歌詞やから、恋みくじ引きまくってきたとかアホなこと言うてたで。笑」



神「あ、恋愛成就と待ち人来ずがごっちゃになりすぎて、もうよう分からんとか言うてたのはその事やな。」



重「そんなん言うてたんか。笑」



神「ええやん。おみくじ引いた年内に待ち人来たんやから。笑」



重「確かに、そやな。」



神「でもこれ恋みくじ、当たってるんか、当たってへんのか分からんな。」



重「微妙なところやな。」

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