【鬼滅の刃】鬼滅の物語【魔法少女まどか☆マギカ】

ホーリーナイト、その後に。【番外編1/おまけ/】 ページ13

※即興で書いたのでかなり雑いです。
先程の「ホーリーナイト」のおまけ小説です。
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蝶屋敷での盛大なクリスマスパーティを終え、三人娘とアオイ、カナヲはもう既に夢の中だ。 傍のクリスマスツリーの光が目に痛い。

それよりも目に悪いのは、私の隣でコソコソと白い袋からプレゼントを取り出す胡蝶しのぶなのだが。

「…ふう。今年も何とかバレませんでしたね。」

ありがとうございます、と笑うしのぶの服装は、サンタクロース。もちろん髭は無い。
そして、この謎の儀式に付き合わされた私の服装はトナカイである。着いて行くだけの私にコスチュームなど必要無いと意見したのだが、雰囲気が出る、と意見は無視された。
それにしても、良く寝ている。明日の朝はプレゼントを手に取って走り回るのだろう、この三人娘は。アオイやカナヲは、少し恥ずかしそうに笑いそうな気がする。
そんな妄想に浸っていると、しのぶはこちらに向かって赤い包装紙を向けていた。

「…これは？」

「プレゼントですよ。ここまで着いてきてくれたトナカイさんへの。」

有難く受け取ってください、と押し付けられたそれを、じーっと見ていると、不意に思い出す。私もしのぶへのプレゼントを買っていたはずだ。
魔法少女に変身し、時を止めてプレゼントを手に取り、しのぶの前へ移動する。しのぶにされたようにプレゼントが包まれた包装紙を目の前に突き出してやると、しのぶは先程の私のように、これは？と聞いてきた。

「プレゼントよ。いつも頑張っているサンタさんへの。」

お気に召さなかったかしら、と笑ってやると、しのぶは照れ臭そうにプレゼントを受け取り、最高のプレゼントですよ、と屈託の無い笑顔を見せた。

聖なる夜は、もう終わる。

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