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7話〜玉森side〜 ページ8

玉「走んなくてもいいのに」






私「お待たせしてるのに・・・」






玉「ぜんぜん大丈夫



なんならこの時間ありがとうって言いたいくらい」






私「えっ?」






玉「ううん



何でもなーい



じゃあ、出発ね」






いまだに治まらないドキドキを彼女に気づかれるのだけは避けたい・・・



俺の今精いっぱいの普通を装って






玉「パスタが食べたくてさぁ



パスタの店にしちゃったけど・・・



大丈夫?」







私「はい」







何だかちょっと気まずい空気が流れる



こんな時に人見知り発揮してる場合じゃない



いつもみたいに軽ーく話せばいいだけなのに



変に意識しちゃって何を話していいのかまったくわかりませーん







玉「何が好き?」






私「えっ?」






とりあえずした質問がこれかよ・・・






玉「いや、食べ物とか・・・」






私「あ・・・私、嫌いな食べ物とかないんです



何食べてもおいしくて



だからいつもダイエットと仲良しです



でもすごいでしょ



好き嫌いないの



それぐらいしか自慢することなくて」






俺のくだらない質問にもちゃんと笑顔で答えてくれる



こんな話しかできなくてごめんね・・・



でも彼女の答えが思いのほかかわいくて思わず吹きだした






私「どうして笑うんですかー?」






玉「好き嫌いないことが自慢って・・・



自慢することもっとあるでしょ」






私「何もないですよ



私、普通の子なので」






そんなことない



彼女のとびきりの笑顔も、時々出てくるちょっと天然な発言も、かわいいところはたくさんあるよ



恥ずかしくてそんなこと言えないけど



まぁ、自分から自慢ポイント、ポンポン言えるような女の子はちょっと引いちゃうけど(笑)







玉「そんなことないと思うけどなー」






私「自分が一番自分のことわかってます」







いやいや、ぜんぜんわかってないところそんなに自信満々で言わないで・・・



自己分析力ゼロですねー

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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