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46話〜私side〜 ページ50

朝起きるとベッドには玉森さんの姿はなかった


起こさないように出かけてくれたんだ・・・


玉森さんの目覚ましで起きられる自信あったのに・・・





キッチンに行くと昨日用意しておいた朝食はきれいに食べられてて、洗い物もちゃんとしてある





洗い物なんて置いておけばいいのに





テーブルの上にはメモに書かれた手紙




『Aへ


おはよう


朝ごはん作ってくれてありがとう


安定においしかったよー


でもやっぱり一緒に食べれたらもっとおいしいだろうなって思ったー


またごはん一緒に食べようね


おいしいごはん食べたから、お仕事頑張りまーす!


  裕太』




お世辞にもきれいとは言えない文字だけど


忙しいのにお手紙書いてくれたんだ・・・


女の子はちょっとした気づかいがうれしいものなんです


私もごはんたべてお仕事行かないと


やっぱり一人でごはん食べてるとちょっとさみしい


玉森さんのおいしそうに食べる顔や、会話のある昨日の夕食が楽しすぎて一人の食事がさみしく感じた


玉森さんもこんな感じだったのかな・・・


ほんの二日前まで一人で食事することなんて普通のことだったのに


この二日で玉森さんがいる日常が当然のことのようになってて驚いた


おいしいって言ってくれる人がいることの大きさ


目の前に会話をしてくれる人がいるってことの安心感


だいぶん前に忘れてたこと


人って楽しいことには簡単に染まれるものなんだね


この状況から抜け出すこと、できるのかな・・・


1週間後・・・


また一人の生活に戻らなきゃ・・・


そう考えたら、心の中がソワソワした





今日のお仕事・・・北山さんと一緒だ・・・


どんな顔してればいいのかな・・・


玉森さんとシェアハウスしてること、知ってるのかな・・・


お仕事だし特に意識なんてしちゃダメ


普通にしてれば大丈夫


特に何かあるわけじゃないし・・・


それに北山さんにとって関係のない話


私が変に気にしてるだけ


だからいつも通り


お仕事して、帰ってくる


それだけだから


きっと大丈夫


うん、大丈夫・・・

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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