Welcome To My House ！！

45話　2日目〜玉森side〜 ページ49

目覚ましの音で目が覚めた




眠いぞ・・・


まだ寝てたいぞぉ・・・





はっ！


早く目覚まし止めないと


彼女が起きちゃうじゃん





慌てて目覚ましを止めてベッドの下で寝てる彼女を覗き込んだ


背中を向けて寝てる彼女の寝顔は見えないけど寝息確認


なんでこの時間？？？？


まだ早いじゃん・・・


目覚ましセットする時間間違えた？？？





時計を見て早すぎる時間に驚いた


こんな時間に起きるつもりなんてなかったのに


でもまた寝るほどの時間もないし・・・


仕方ないから起きるかな・・・





彼女を起こさないようにそっと寝室を出る


水を飲もうとキッチンに行くと、テーブルの上に朝食がセッティングされてる





『玉森さんへ


おはようございます


早起きお疲れさまです


朝ごはん作っておきました


スープあっためてちゃんと食べて行ってくださいね


お仕事頑張ってください



　 A』





メモに書かれた手紙


ちょっと・・・


朝からテンション上がるんですけどぉっ！


あの後、俺が寝てから作ってくれたってことだよね


いや・・・どうしよ・・・


めちゃくちゃうれしい・・・


きっとここにいることへの感謝の気持ちなんだろうけど


どんな気持ちでも俺のために彼女が朝ごはん用意してくれてるってことがうれしいじゃん


今日も一日、頑張れそうですっ！！！


本当に単純だけど


彼女の一つ一つの行動にうれしさがあふれて、幸せな気持ちになる


彼女の気持ちを振り向かすために始めたシェアハウスだけど


それ以上に俺が彼女に夢中になってくのがわかる





彼女の作ってくれた朝食を温めなおして一人で食べる


彼女の作ってくれる料理は安定においしいでーす


でもやっぱご飯は一緒に食べた方がおいしいよね・・・


朝ごはんを食べて仕事に行く準備をした


お手紙の返事書いておくね


手紙なんて書くことないからどう書いていいのかもわかんないけど頑張って書きましたよ


朝起きて読んでくれるかな・・・





俺は彼女を起こさないように部屋を出た

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