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37話〜玉森side〜 ページ40

私「玉森さん」




玉「はいっ?」




色々考えてるところ彼女に呼ばれて思わず声が裏返ってしまう哀れな俺(笑)





私「運ぶの手伝ってもらっていですか?」





玉「あー・・・はい・・・」





俺はキッチンに向かった





私「はいっ、お手伝いしてください」





普通・・・だね・・・


俺・・・気にし過ぎかな・・・






玉「どれどれ?


うまそー」





私「ふふふ・・・早く運んでください


温かいうちに食べちゃいましょ」





ふたりで出来上がった料理を運んだ


向かい合ってダイニングテーブルに座る


彼女が手を合わせたのを見て俺も手を合わせる


彼女と目が合ってふたりで


「いただきまーす」


自分の作った料理を口に含んだ俺の反応を彼女がジーっとうかがってる






玉「やっぱ、うまーい♡」





私「よかったー」





彼女の笑顔が弾けた


さっきのこと、気にしてないのかな


おこってしまったこと気にしても仕方ないし


また俺は頑張るだけだよね






玉「料理よくしてんの?」





私「えらそうに体によくないとか言ってましたけど・・・


実は私もあんまり普段は作らないです


ひとりだし、こんな仕事してたら時間も不規則だし


自分のだけならいいかって、ついつい・・・


でも食べてくれる人がいると頑張っちゃいます


おいしそうに食べてもらえるのうれしいし」






玉「でも、本当、おいしいよ


普段、作らないないのにこんなにおいしいご飯作れるなんて・・・


・・・もしかして天才?」






私「えっ?


ぷっ、ふふふ・・・


天才なんかじゃないですよ


うち両親が共働きで、泊まり勤務のある仕事だったから必然的に作らなきゃいけない状況だっただけです


料理教室とかにも行ったことないし、母親から教えてもらったような家庭料理しかできませんから


カタカナ表記の料理なんて作れません


あ・・・サラダとかパスタとかは作れますけど・・・」






玉「それなら俺でも作れるわ」





私「ですよねー


そんな程度です」





玉「両親ともいない夜とかもあったってこと?


兄妹は?」





私「私、ひとりっ子なので


できるだけどちらかがいてくれるようにはしてくれてましたけど


家庭の都合なんて仕事には持ち込めないじゃないですか


小さい頃は行かないでって泣いてたこともあったかな・・・


だんだん慣れちゃいましたけど」





玉「ひとりなんて子供にはつらいよね・・・」

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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