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35話〜玉森side〜 ページ38

彼女に後ろから駆け寄って、彼女の腕を引いた





私「きゃっ!」





驚いた声を出して彼女が振り返る





玉「歩きスマホはだめですよー」





私「玉森さん


びっくりした」





玉「気づかずに通り過ぎちゃうんだもん


大きな声で呼ぶのもね・・・」





私「今、LINE返したところです


え?どうしたんですか?」





玉「えっ?


えっと・・・先にうちに帰って待ってたら、Aが帰ってきてくれるかドキドキしちゃって、待ってるのが我慢できなくなって迎えに来ちゃいました・・・」





私「ちゃんと私、おうちに帰りますよ」





彼女はやさしく微笑んで答えた





玉「おうちって・・・俺のところ?


それともAのうち?」





私「玉森さんの所です。


だって約束したでしょ」






玉「よかったぁ


あー、早く車乗って」





彼女の手を引いて助手席のドアを開けた






玉「どおぞ」






私「ありがとうございます」






俺も運転席に乗り込んで車を出した






私「待っててくれたんですか?」






玉「うん。


うちで待ってるのも、車で待ってるのも変わんないでしょ


それに早く会いたかったし


待ってたら会えるのかって思ったら待ってる時間も楽しいしね」







私「ありがとう・・・」






彼女の声が小さくなった





あれ?


もしかして照れてる?


運転してて彼女の顔が見えないのが残念






玉「外でご飯食べて帰る?」






私「作りますよ


外食ばっかりじゃ体に良くないです


仕事中は仕方ないんだから、食べられるときにはちゃんとおうちでご飯食べましょ」






玉「えー、またポイント稼げないじゃん」






私「お迎えに来てくれたの、けっこうポイント稼げてますよ」





玉「ほんと?」





私「はい


うれしかったです」





玉「よかったー」






私「ふふふ・・・


お買い物してもいいですか?


お買い物して帰ろうと思ってたんです」






玉「いいよ


荷物持ちするー」






私「だめです


玉森さんは車でお留守番しててください


私と一緒にお買い物なんて問題アリです」






玉「ちぇっ」






ふたりでならんでお買い物なんて、めちゃくちゃ嬉しいシチュエーションじゃん


それも夕食の買い出しなんてさ


まさしく付き合ってるふたりの日常でしょ


まぁ、彼女が言うこともわかるんだけどね

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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