検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:42,693 hit

19話〜玉森side〜 ページ21

そのあとAとたくさんの荷物と一緒に車に乗り込んで俺の部屋に向かった



大きな荷物が何だかくすぐったくてにまにましちゃう



車の中ではお互いちょっとこの状況が気まずい







玉「ごめんね



無理やり連れてきちゃった感じになっちゃったけど



どうしても俺のこともっとちゃんと見てほしくて



軽ーい感じで誰にでも好きとか付き合ってとか言ってる男に見られてるんじゃないかって思うんだよねー」








私「それは・・・少しあるかも・・・」








玉「だよね・・・




そんな感じでしか気持ち伝えられない男なの、ホントは・・・




真剣に伝えるって難しいじゃん




照れくさいって言うか、恥ずかしいって言うか




ちゃんと言わなきゃいけないことは真剣に伝えないとなんだけど




真剣に伝えたときにはもう軽いイメージ出来上がってるっていうかさ




俺もわかってんならそういうのやめればいいんだけど




キャラが邪魔しちゃうんだよねー」








私「ぷっ、ふふふ・・・何ですかキャラって」







あ・・・やっと笑った・・・







玉「ゆるふわな玉さんじゃん、俺・・・



普通でも抜けきれないところちょいちょいあるんだー



損してる部分もあるでしょ



かわいそうじゃない?」








私「それがかわいいって言われるんでしょ



じゃあ、それでもいいんじゃないですか?」







玉「でもそれで本気に見られないんじゃ現実がつらいよ



あ、だから俺はいつだって本気だからね



付き合ってって言ってたのだっていつだって本気だったから」







私「ごめんなさい・・・



ずっと、冗談っていうか社交辞令だって思ってました・・・」







玉「ほら、やっぱ損してる



でもさ、他の女性スタッフをそうやって誘ってるの見たことある?」







私「・・・ないです・・・」







玉「だからAだから誘ってたんだけど



それに気づいてもらえないんじゃ意味ないけどねー」







私「そうですね」







狭い車の中の重かった空気が少し軽くなったように感じた






玉「ここらへんで自己紹介でもしとく?



え〜っと、玉森裕太でーす



27歳でKis-My-Ft2ってグループでアイドルやってまーす



趣味は釣りとゲームで・・・」








私「ふふふ・・・たいていのことは知ってますけど・・・」







玉「だよね・・・」






他愛もない話をしてるうちに俺のマンションに着いた

20話 初日〜玉森side〜→←18話〜玉森side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
171人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。