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15話〜玉森side〜 ページ17

車を走らせてもどうしたらいいのかわからなくて



時間を稼ぐためにわざとゆっくり運転したり・・・



でもどうやっても彼女のうちは近づいてくる



ふられました、はいっさよならってできない俺って女々しいのかな・・・



こんなにいつまでももやもや考えてるなんて、自分自身でも考えられなくて



本当にカッコ悪い・・・



こんな俺のこと彼女にはどう映ってるんだろ・・・



ダメダメ



このままじゃ彼女だってカッコ悪い玉さんってイメージどんどん強くなっちゃうよ



とりあえず彼女のうちに行く



返事聞く



その時の思い付きで行くしかないじゃん



あーもうダメだって思えばそれで終わり



そうじゃなければその時考える



即決断、即行動



いつもの玉さんで行きましょ








彼女のうちの近くのパーキングに車を停めて、彼女のマンションに向かった



ふられるってわかってても初めて向かう彼女の部屋にドキドキしてる



ドキドキ・・・



もう何のドキドキかわかんねーわ・・・







彼女の部屋のドアの前に立つ



やべ・・・手が震えるんですけど



深呼吸して震える指でインターホンを押した








私『はい』







インターホン越しに彼女の声



好きな子の声ってこんな時でも聞いただけでキュンとしちゃうよね








玉「着いたよ」








私『ちょっと待ってくださいね』







待ってって言われたわりにはすぐにドアが開いて、いつもの彼女が顔をのぞかせた







私「どおぞ入ってください」







玉「おじゃましまーす」







入ると同時に甘いいい香りがする



やっぱ女の子の部屋だなぁなんて感動したり



感動なんてしてる場合じゃないんだけど(笑)








私「狭くてごめんなさい



適当に座っててもらっていいですか?」







玉「ごめんね



急に来ちゃって」








俺は小さなソファに座りながら言った







私「本当ですよー



慌てて片付けしました」







玉「ほんっとにごめん



やっぱさぁ、ちゃんと顔見たいなぁって」








私「慌てて片付けしたからあんまり周り見ないでくださいね」







玉「平気平気。



ぜんぜん見たりしないから」








私「玉森さん、コーヒー苦手ですよね」








そういって彼女は紅茶の入ったマグカップを俺の前に置いた







玉「ありがと」







彼女もマグカップをもって俺の正面のラグの上に座った

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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