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2話〜北山side〜 ページ2

玉とAの指切りを目撃してから、一緒の仕事がなくて



1週間、彼女に会えてない



それは玉も同じで



他の現場でも何してるかなーとか



会えないとさみしいよーとか平気で言えちゃう



本当に自分の気持ちに素直で



真っ直ぐな玉に嫉妬しちゃうよね・・・







玉「今日、ご飯食べにいこ」





また玉が誘ってる





玉「この前、また今度って言ったじゃん



だから今日はつきあってくれるでしょ」






Aは少し困った顔をした







私「じゃあ・・・



今日は・・・



行きます・・・」







玉「決まりねっ



仕事終わりに待ってるから」







私「はい・・・」







玉の笑顔がはじけた



そりゃそうだ・・・



ずっと本気で誘ってた彼女がやっと誘いに乗ってくれた



だれだって喜ぶわ・・・






今日は一緒に行っちゃうんだ・・・



やっぱ玉のことが好きなのか・・・






「北山さん・・・」





北「ん?」






気付けば彼女がすぐそばにいる







北「あぁ、何?」






私「あの・・・玉森さんに食事に誘われちゃいました・・・」






北「うん



みたいだね・・・」







私「ずっと断ってたんですけどさすがにもう断り切れなくて・・・」






北「いいんじゃない?



楽しんでおいでよ」








心にもないことを言ったな・・・







私「行ってもいいんですかね・・・」







北「なんで?



いいじゃん



玉はずっと誘ってたんだし・・・



そろそろ一緒に行ってやってよ・・・」







私「・・・はい」







彼女は少しさみしそうな顔をしたように見えた







なんで俺に聞くんだよ・・・



あ、弟くんのお守りのお兄さんに確認?



お宅の弟さん、ちょっとやんちゃですけど誘いに乗っても大丈夫ですか?的な(笑)



それとも面倒見のよさそうな俺に相談してみたらいい答え出してくれるかなって?



いい答えなんて出るわけないじゃん・・・



本当は食事なんて行ってほしくないに決まってる



でも俺は彼氏でも何でもないわけで・・・



玉の恋も



彼女のことも



止めるなんてできるはずない



このまま俺の気持ちを伝えることもなく、彼女は玉のものになっちゃうのか・・・



俺の方が先に誘ってたら・・・



後悔したってなるようにしかならない







玉とAは走り出したんだから



背中を押したのは俺自身・・・

作者より→←1話〜北山side〜



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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たまぴろ(プロフ) - 裕太大好きさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけて本当にうれしいです。まだまだ色々と展開していく予定ですのでお楽しみに。 (2017年10月2日 0時) (レス) id: 2e39a5dc13 (このIDを非表示/違反報告)
裕太大好き - こう言った話し、凄く好きですよ。メイク担当の女の子に恋しちゃって、それがみっくんだけど、長年一緒に居ると好きにまでなっちゃうのかな…続き待ってます。 (2017年10月1日 23時) (レス) id: 086e0840d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまぴろ | 作成日時:2017年9月27日 23時

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