リア恋量産型で何が悪い？

4話 ページ6

ここまでの事をしといて私とセンラさんは一線は超えていない、私は超えたっていいけどセンラさんはまだ、早いって言っていて私の事好きなのかも分からない。









A(センラさんは私の事どう思ってるんだろうなぁ…)









衣装を脱ぎに行ったセンラさんを待ちながらスマホを弄っていれば、ライブ終わりに少しずつ眠くなっていく。









美香｢A眠そうw｣









志麻｢ほんまやw｣









しょうがない…センラさんが居ない楽屋なんて楽しいけど何かが足りないんだよね、うらたさんとか坂田さんが話してくれるけど恋は盲目と言うのか聞いてるようで聞いていない。









坂田｢それでな、センラがさぁwww｣









のくせして、センラさんの話題になると直ぐに耳に入ってくるんだもんこれは末期でしょ。









A｢センラさんは…好きな人いるのかな？｣









気になる…もしかしたら私よりオキニを作った？
その子と関係を持ってるから私とは持たないとか？

有り得そうで怖くなってくる、もっと努力しないといけない…可愛くならないと。









センラ｢好きな子はAやで？｣









A｢…へ？｣









ふと戻ってきたセンラさんの爆弾発言に頭の中で病んでいたのが直ぐに終わる。









センラ｢前に告白断ったんは、まだ俺の中でAを守れる自信が無かったからでも今なら守れる俺と付き合ってくれへん？｣









A｢ｯ…なんで、そんなに狡いんですかｯ｣









センラさんは私のメンヘラの部分も知っている。
それでも受け入れてくれたんだ、勿論答えはYesガチ恋舐めたらいけないよ？

この日からセンラさんは推しから彼氏になった。

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