リア恋量産型で何が悪い？

22話 ページ25

さて、同棲生活が始まってはや１ヶ月が経ちました。
同棲すれば嫌でも分かってくるお互いのダメな部分、それは私とセンラも例外ではなくて。

些細な喧嘩が少しずつ増えてきてます。









A｢寂しい…｣









センラ｢仕事やから仕方ないやろ？｣









私は寂しがり屋で、センラは仕事頑張っていてお互いが仕事で忙しいのも多々あるけどさ。


やっぱり…すれ違いはきつい訳で。









A｢…センラ｣








嫌だ…嫌われたくない、でも言わないのも辛いんだ。
センラも少しでも時間ができれば私を構ってくれたりした。

でも…嫌でも来るのがツアー、センラが家に帰ってこなくなる…期間は1週間。









A｢…寂しいなぁ｣









センラ｢頑張ってくるからな？｣









優しく撫でて、微笑みながら出ていった彼。
近くにいると少しでも離れるのが辛いよね…だからツアー全日分、チケを取ったのだ。

美香と一緒にツアーを回ることになって。
センラに気づかれないかもしれないけど、一緒に居るようになって余り、ライブに行かなくなった私の久しぶりの参戦だった。



(ずっと、センラが恥ずかしいからとライブ参戦が出来てなかった。)









A(1に戻って…私の大好きな姿を見たい)

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