転生者はハッピーエンドを目指してるらしい 3【呪術廻戦】

一生懸命に〜 ページ48

その頃、東京校、京都校の人達＿＿＿＿＿＿＿＿＿


狗巻side





狗巻「ﾊｧ、…ｯﾊｧ…」




Aが、見つからない







僕はあのとき、西宮に運ばれるままでいた。



そして家入さんの所に運ばれ、軽い治療






団体戦は終わってみんなで集まった時にAだけがいなかった





みんな凄く焦った



それから別れて探すことにした




僕は何回も同じところを通っているんじゃないか、ってくらい走った





足がちぎれそうに痛くて、呼吸も浅くなっている





多分、Aにあったのは僕と西宮が最後。




特級呪霊に何かされたに違いない



でもまだ近くにいるはず





虎杖「あ！！狗巻先輩！！」





狗巻「こん…ﾊｧ、…ぶ…？」




あれは…1年の虎杖悠仁かな







虎杖「ﾊｧﾊｧ…A居た？」






狗巻「………おかか」





虎杖「(なんて言ってるんだろう)」






結構範囲広いのに、会えたのは普通にすごい








虎杖「あっ


これ、さっき俺の中の宿儺が…」





狗巻「！」






悠仁が持っていたものを見るとAがよく使っていたペンだった








虎杖「俺が持ってるよりも、狗巻先輩が持ってた方がいいのかなって思って




本当は俺が持っていたかったｹﾄﾞ……」






そのペンを受け取ってぎゅ、と握る







もしかしてのことも…ありえるのかな。







狗巻「ど、…こに…あっ、…た？」






そこに行って、大きな声でAを呼んで思いっきり泣きたい




でも、僕は呪いの言葉を発する人間だから





泣いてしまったらグシャグシャになって呪言を使ってしまうかもしれない






虎杖「確か…あっちのほうに






……狗巻先輩早！！！！！」






悠仁が指さした方向に向かって走った





居てもいなくても、行きたい







｡・:＋°｡・:＋°｡・:＋°｡・:＋





狗巻「(やっぱり居ないか…)」





周りには木が沢山生えてて、普通の場所






狗巻「Aｯ……！！」







・









・




呪霊の気配がする



バッと後ろをむくと、4級も行かないくらい小さい呪霊が多数






呪霊1「棘様！！！」







？？？




棘……様…？？




なんで、僕の名前…






呪霊2「姫御前様が大変なのです…！」




呪霊3「あなたしか姫御前様を救う方はいません…!!!」





姫御前…様…？






狗巻「だ、れ、？」







呪霊4「あっ、失礼いたしました…









A様です！」




！

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