9日目 ページ27
Aside
今日はお亮が学校に来る日。
登校中になるべく会いたくなくて、少し早めに家をでて、環奈と賢人には今日は先に行くと言って、学校に来た。
やっぱり学校は暇だなあ、そんなことを考えてると、
『村山Aちゃんだよね？』
ぱっと振り返るとそこには見たことない男の人が。
「はい、そうですけど、」
『俺、3年の成田凌っていうんだけどさ、ちょっといいかな？』
「成田、先輩」
私になんの用だろう？
やっぱり男の先輩は少し苦手。
成田 『ごめんね、呼び出したりして』
校舎裏に連れてかれ、周りをみるとそこには数名の男の先輩が。
菅田 『ごめんな、急に』
杉野 『うお、やっぱかわいい』
磯村 『この子がAちゃん？』
え、チャラ。
「な、なんですか？」
菅田 『いや、あのな、こいつがAちゃんと付き合いたいってゆってんねん』
は？
いやどいつ？
磯村 『ほら、のぶ、ちゃんと言えよ』
のぶと呼ばれた男の人がチラと顔を出す。
鈴木 『あー、えっと、鈴木伸之って言います。』
「あ、村山Aです」
なにこの会話。ってゆーかそろそろHR始まるんですけど。
「あ、あの、私、そろそろ…」
成田 『あ？』
いやいや、怖いんですけど。
菅田 『ごめんな、あんまり強引なことはしたくないねんけど』
杉野 『こいつと付き合うっていうまで帰せねーけど』
えーっと、どういうことだ？
鈴木 『な？いいだろ？』
よくないし、こんなことならやっぱり賢人と環奈と来るべきだった。
「ごめんなさい、私…」
磯村 『いや、断るとかないからね？』
まあ確かにかっこいいけど私、チャラい人苦手だし、そもそもお亮が好きなの。
「断るとかないってどういうことですか？」
磯村 『そのままの意味だよ』
「は？」
杉野 『あ？』
は！ついついは？とか言っちゃった、、
成田 『てめえなめてんのか？』
菅田 『まあまあ、落ち着いて。な？』
この菅田先輩はまあまあ優しそうだけど、他の人はなんなの？
「あのー、帰っていいですかね？」
鈴木 『いやいや、良いわけねーだろ？』
あーもう、どうすればいいの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく - あと、登場人物がめちゃめちゃ豪華ですね！ (2020年11月30日 17時) (
レス) id: 4bb09ecb2f (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 吉沢くんが大好きなのですが、すごく面白かったです！ (2020年11月30日 17時) (レス) id: 4bb09ecb2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まいか | 作成日時：2019年5月21日 11時
