🍶 ページ9
「だぁあ!っとに…!面倒臭い奴…!白露さんはこんなにしっかりしてんのになんでバディのお前がこうも………ッ〜〜〜〜〜!!!!」
「そんなに食いたいなら腹いっぱい詰め込んでやるから表出ろ小童。もう二度と飯食えなくしてやるから覚悟しとけ」
「ううん、白露さんが謝ることじゃないよ。それよりもあの唐傘小僧借りてもいい?う〜〜んダメかあ、じゃあ大人しく引こうかな。………白露さんに感謝しろよ小童が」
「白露さん、大丈夫?あの唐傘小僧に困らされてたりとか……ない?そっか、ならいいんだ。………ふふ、仲睦まじげで羨ましいなあ」
「……あ、ぇ。僕の、為に…?…そ、そっか。ふふ、ありがとう……ええと…これ、なぁに?…あー…クッキー……そっか、えーと…僕人の文化に疎くてわかんなかったな〜…勉強になるよ、その…ええと…趣がある…いいと思う…そう、趣…」
「……まあ目が合っただけで気絶されてた頃よりかは成長してるはずだし、いいんだけどね…。………ああこれ?こっちは似顔絵、貰った。んでこっちは………何だったかな、多分食べ物だったと思う。いや食べてみればわかるよ、大丈夫大丈夫、俺元々結構悪食だからどうにかなるよ。原材料は食用のはずだし」
「本読むんだ。…僕も本好きなんだよね。良ければおすすめとか、今度話とかしたいなあって。…ふふ、趣味が合う人あんまりいないから嬉しいな。…あ、__なら僕持ってるから貸そうか?うん?いいよ、気にしなくて。次会うときの口実になるしね」
「うん?んー…結果的には契約にはならなかったけどさ、契約を持ち掛けてくれたの嬉しかったんだ。自分に興味を持って貰えるって嬉しくない?それに、貴重な趣味仲間だから大切にしないとね。」
「ああ、何処かで見たことあると思ったら君白玖のバディの子かあ。ふふ、白玖と仲良くしてくれてありがとね。」
「__付いてこれたんだ。結構入り組んだ道を早歩きしてきたつもりだったんだけどなあ、僕に何か用事かな?ふふ、無言でついてこなくても話しかけてくれればよかったのに。取って食いやしないんだからさ。」
「…あー…夕篝に何話されたんだろ………何かもの凄く偉い存在だと勘違いされてたりするのかな……全然そんなことないんだけどな…」
「_人参、嫌いなの?いいよ、食べてあげる。僕別にそこまで嫌いじゃないし…何だよその目、甘やかしすぎ?そんなことないよ、別に人参以外からちゃんと栄養取ればいいもんねー?」
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