俺を頼れよ。 Kiside ページ27
「すごく、悔しかったんですっ・・・。ううっ・・・。」
北「そっか・・・。」
玉さ、A好きなのはわかるけどさ、がっつり行き過ぎじゃね。
それにさ、身分も考えろよ。今のな。
北「本当に今まで大変だったんだなって思う。 全く関係のない俺が言っちゃってごめんね。」
「・・・いえ・・・。」
北「だってさ、小さなときにお父さんなくして、家を支えるためにバイト三昧。友達も少ない。
そしたら、いきなり知らないとこに住まされて、無理やりファーストキス奪われて・・・。
俺だったら、逃げ出すな。」
そんな生活、普通の女の子がするもんじゃない。
こうやって、感情を爆発させるのも無理ないよ。こんな、俺より小さな体で・・・。
なんで、早くに言ってくれなかったんだよ・・・。
そう一人で抱え込むなよ・・・。
「・・・。」
北「でもさ、お前はそんな道からも逃げないでなんとか毎日やり過ごして・・・。すごいよ。」
「ぐずっ・・・。そんなことな((北「ない訳ないだろ!」
俺は震える君を抱きしめた。
北「もうさ、いい加減強がるのやめろよ!もっと周りを頼れよ!俺でもいいからさ。」
「うっ・・・。うぇーーーーん(泣)」
君はまるで赤ちゃんのように泣き出した。
うひゃーーー。なんかやっちゃったーーー。
北「ちょ!どうした!?どうした!?俺なんか悪いことした?!」
「ううん・・・。あはははww」
北「ちょっと、泣きながら笑うなよ!きもいわ!!」
「ずずっ・・だってぇーwww」
北「まぁ、笑顔になってくれてよかったよ・・・。」
心からその言葉が言えた。
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由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!!続きが気になります!! (2016年2月21日 2時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 面白いです!!この続きすごくきになるので更新頑張って下さい!!! (2015年7月16日 15時) (レス) id: 3fc9186e94 (このIDを非表示/違反報告)
藤森まりあ - ちーさん» コメントありがとうございます!それ聞いて安心ですw (2014年1月22日 15時) (レス) id: d65151b26a (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ブラック玉森たまらん(*/ω\*) (2014年1月13日 18時) (レス) id: df883d446d (このIDを非表示/違反報告)
藤森まりあ - ラビットさん» そうですか!わかりました。参考になります!貴重なご意見ありがとうございます。あと、二回書いてしまったことは気にしないでください! (2014年1月11日 16時) (レス) id: d65151b26a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤森まりあ | 作成日時:2013年10月12日 16時