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優しい北山さん。 ページ26

「ううっ・・・。(泣)」


私は走って走って・・・だけど、この家がでかすぎてどこかへ逃げることはできなかった。

で、辿り着いたのがこの家の中庭らしきところのベンチ。


なんで、私はいつもこう、運命に恵まれてないんだ・・・。


大好きだったお父さんは死んじゃうし。

金持ちじゃないのに、金持ちが通うようなところに入れられるし。

そんな学校で、ほぼ一人ぼっちだったし。

金持ちにはなったはいいものの、こうしてファーストキスは奪われるし。

好きでもない人に・・・。


北「おーい。何一人でかくれんぼしてんのー?」

え?

声がした方を見た。

うわっ!眩しいっ!!


そこには懐中電灯を持った北山さんが私を照らしていた。

北「よい子は帰ってご飯の時間ですけど?」

「そんな幼稚じゃないですよっ!」

パサっ。

なにか、かけられた。

ほのかに柑橘系の香りとあたたかさがする。

よく見たら、それは北山さんのジャケットだった。

北「ったく、どこが幼稚じゃないだ。そんな格好で一人で泣いてて。」

よいしょっと言って北山さんは私の隣に座った。

おじいちゃんみたい。w

北「大丈夫?なんか悲しいことでもあった?俺で良ければ聞くけど・・・。」


真っ直ぐな目で私を見てきた。

その目は、すごく頼りがいと優しさを持っていた。


北「言いたくなければそれでいいけどさ。」


助けを求めるにはこの人しかいないと思った。

私はすっと息を吸ってさっきのことを話した。

俺を頼れよ。 Kiside→←なんなの?



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 執事 , 玉森裕太   
作品ジャンル:タレント
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由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!!続きが気になります!! (2016年2月21日 2時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - 面白いです!!この続きすごくきになるので更新頑張って下さい!!! (2015年7月16日 15時) (レス) id: 3fc9186e94 (このIDを非表示/違反報告)
藤森まりあ - ちーさん» コメントありがとうございます!それ聞いて安心ですw (2014年1月22日 15時) (レス) id: d65151b26a (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ブラック玉森たまらん(*/ω\*) (2014年1月13日 18時) (レス) id: df883d446d (このIDを非表示/違反報告)
藤森まりあ - ラビットさん» そうですか!わかりました。参考になります!貴重なご意見ありがとうございます。あと、二回書いてしまったことは気にしないでください! (2014年1月11日 16時) (レス) id: d65151b26a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藤森まりあ | 作成日時:2013年10月12日 16時

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