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・
「………っ、」
玉「壁があるの。」
「壁？」
・
玉『…なんかさ、きだっち俺に壁作ってない？？』
玉『距離感じるんだけど…』
・
玉「どうしたらこの壁は崩せるの、」
裕太め…。
顔隠してるからって
言いたいこと言ってさ。
我慢………色々してたんだね。
「作ってないよ、壁なんか。」
玉「うそ…
「だったら前みたいに一緒に住んでないもん。」
玉「でも出てったじゃん。」
「………っ、」
ま、まぁ・・・そうなんだけどさ。
言い返せなくて
私はもういいや、ってプルプル震えてる裕太の手を
何の迷いもなく握った。
「とりあえずじゃあ、その話は
コンビニ行きながら話しますか。」
玉「え……、」
「行こ、
何にしようかな〜？
ハーゲンダッツはやっぱ抹茶でしょ。」
玉「手……
え、いいの？」
いきなりなことで、
裕太も顔を上げて目をまん丸くさせてる。
「…いや？」
精一杯頭を横に振って、
行こう！そう突っ走る。
「ちょっと待ってよ(笑)」
玉「Aの気が変わる前に早く！！！！！」
・
裕太の手、震えてた。
ずっと上げてて疲れた、とか
そんな理由じゃなくて
だって冷たく、緊張してるように汗もかいてて。
どれだけ私たちの日常に
お互いの存在が何を意味してるのか
なんとなく見えるような…見えないような……
きっとそこには正解はあるはずなんだけど
ただ、この今を幸せと感じたい。って
そう思ってる自分が心の奥底にいて・・・
だから、簡単に言えば
"幸せがほしい"そういうことなんだと思う。
誰でもいいとか、なんでもいいとかじゃなく
自分に合った自分なりの幸せを。
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涼風(プロフ) - ねぐせさん» ねぐせさん！いつもコメントありがとうございます(´▽｀)こんな毎日だったらいいなってただ只管な私の妄想です(笑)共感してくれてうれしいです。やっぱり玉森君にはこういう感じが一番お似合いですよね◎ (2017年7月3日 23時) (
レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ねぐせ(プロフ) - こんにちは！涼風さん！もうこの小説の玉森くん可愛すぎて……。更新される度毎回癒されてニヤニヤしてます笑これからも頑張ってください！ (2017年7月1日 22時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼風
| 作成日時：2017年6月4日 22時
