103 ページ5
・
藤「玉のこと。」
「裕太?」
藤「お前ら付き合ってたんだろ?」
バレてたんだ。
そんな素振り一回も見せてない………はずなのに。
藤「別に俺には隠さなくてよかっただろ?」
「自分のことわかって言ってる?(笑)」
藤「え?」
「お得意のノリ、ってやつですぐ言っちゃうでしょ?」
藤「きだっちだって、俺のこと分かってない―。
隠さないといけないときは隠すよ。」
嘘つけ。
近くに置いてあったタバスコをぶんぶん振る。
藤「おま…っ、辛ぇよ、そんなに入れたら!」
「じゃあさ?
気付いてたならシェアハウスとかさせないでよ。」
藤「いや、その時はまだ気付いてなかった。
半信半疑だったから。」
「私言ってないよね?
紗那にしか言ってないのに。」
藤「紗那には言って俺には言ってないって…
結構それ傷つく。」
「紗那って太輔が言うと、
なんか変な感じ・・・・・・。」
藤「………っ//」
「そのいちいち照れるのやめてくれない?」
藤「て、照れてねぇし…っ/」
「あっそーですか…(笑)」
別に隠してたわけじゃない。
大学生になったら言おうかなって思ってたんだけど
色々忙しくてタイミングを失ったってやつ。
藤「今頃何してんだろーな。
あいつは。」
「コンビニ弁当はやめてって言ったんだけどな。」
藤「男はそんなもん。」
「そ?
でも太輔はちゃんと作ってんじゃん。」
藤「彼女出来たら変わったの。」
「彼女とか言っちゃって〜(笑)」
藤「いいから食え!もうお前はー…。」
やっぱりさっき入れたタバスコが少し辛くて
咽る私に辛い物にはこれって牛乳を渡してくれた。
それに変な意味じゃないけど
訳あって太輔の家に泊まってるって言うのも
隠さず紗那に話そうって太輔と話した。
・
675人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼風(プロフ) - ももママさん» ももママさん!こんにちは!覚えてますよ!鬼さんの方もコメントくれましたよね(#^^#)その発見なんだか嬉しいです!全く正反対の玉森君ですが楽しんでいただけたら嬉しいです!私的にはサイコパスも好きですがこっちの方がしっくりきます(笑) (2017年5月12日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ももママ(プロフ) - こんにちは(^-^) 裕太くんのふんわり優しい感じがいいなぁ〜。好きなお話だなぁ〜って思って読んでたら、涼風さんの作品でした(^-^)♪ 「鬼さんこちら…」も読んでます。大好きな作品です! 続きが気になって、気になって(^^; どちらの玉ちゃんも好きです♪ (2017年5月12日 19時) (レス) id: 3e0fedab50 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - かりんさん» 光の速さ!有難いです(笑)最近、亀更新ばりに遅くなってすいません。そうですね!かりんさんのおっしゃる通りそこが一番の見どころかもです!!人生って見たくないとこや嫌なとこ遭遇しちゃうもんですよね〜。それに玉森君は引っかかってしまった例です(笑) (2017年4月15日 15時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - こんにちは!更新されてて、光の速さで読んできましたっ!裕太くん、凄い場面に遭遇しちゃいましたね〜。なんだかこっちまで胸が締め付けられちゃいました。この後のきだっちと裕太くんはどうなっていくのか、楽しみに待ってます♪ (2017年4月8日 7時) (レス) id: ea9e8a0e4f (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!ふわふわの玉森君とめっちゃ真面目な小林さんのキャラ濃いお二人を出してみました(笑)そう言ってもらえて光栄です!ありがとうございます(笑) (2017年4月8日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼風 | 作成日時:2017年3月26日 17時