FIRST LOVE.3

116 ・玉森SIDE ページ18

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小『ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、っ僕と！！


つ、つ、つ、つ、つ………』






『頑張れ！小林健太！』





小『っちょっと。フルネーム…………

やめて頂きたい。(小声)』






綾『何？』







小『あっ！すいません！


その〜……だから……

つ、つ、つ、つ、つ、付き合ってくださいっっっっ！！！！』







『ロサンゼルス出発便のご案内を致します。
東京行き、………』








綾『ごめんっ私もう行かないと！

返事は帰ってからでいい？』









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みんなで綾香ちゃんのお見送り行く時に

ずーーーっと告白したいって
相談乗ってきてた小林さん。





まだまだ全然脈あるのに
勝手に振られたって勘違いした小林さんは
それっきり綾香ちゃんのことに触れず
落ち込みまくって実家に帰り今に至るところです。









小「もういいじゃないですか。その話は。」





「何でよ〜
返事まだもらってないでしょ？」





小「あの場で了承を得なかったってことは
もう……


ダメだったんですよ。」









いきなり泣きそうな顔になって
顔をズーンと俯かしてた。









「あーあーあーぁ、泣かない泣かない。」





小「別に…っ泣いてないですよっっ」




「可能性はあるから。ね？」





小「………掃除します。」









隠しきれていない
悲しい顔をしながら


タマにちょっといいですかって
少しびくびくしながらその前を通った。









「にゃーーーーっ！」



小「っっ！？

……ちょっと、玉森さんやめてください。」



「ふはははは(笑)」




小「はぁ……」









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