FIRST LOVE.3

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あっつ！って言いながら
口の中でころころ転がしてみんなで食べる。









「ん〜美味しい(笑)」



藤「やっぱ…キャベツでかすぎたな。」




紗「でもこれくらいあった方が食べ応えあるよ！」




「いいや、でもこれは大きい。」



藤「おまっ…んな、はっきりゆーなよ。

たまには紗那みたいに
気を遣うような言葉言えねぇのか？」




「ん〜っ！このダシ美味しい。
紗那が作ったの？」



紗「そうだよ！
美味しい？よかった〜」





藤「聞けっつーの。」









食べ終わったお皿を見ては
入れようか？なんて太輔が紗那にそう言う。



私の視線に気付いたのか
太輔が羨ましいか？なんて意地悪な目をして言った。









「え？」




藤「羨ましいんだろ(笑)」





「違うし。」




藤「こうされたいんだったらお前も呼んで来れば？」




「は？」




藤「玉森君。」




「意味わかんない。」









もう怒るにも怒れないふざけたような言いぐさで。

お皿に視線を移して
興味ない振りした。









藤「今頃あいつは一人で晩飯か」




紗「確かにね〜。

玉森君とはまだちょっとしかあってないけど
絶対寂しがり屋だよね。」




藤「大正解。

しかもああ見えて友達少ねぇし。」






「あ、でも今一人じゃないよ？」



藤「え？
あぁ、シェアハウスの人帰ってきたのか？」



紗「それじゃあ寂しくない…


「猫居るから。」









もぐもぐお箸を見ながら
野菜を食べていると


え？って驚いた顔で２人は私を見てた。









「タマ。」




藤「ブっ(笑)」



紗「・・・タマ？」









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