好きな人の愛し方。4

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北「久しぶりだな。」







先輩の顔を真ん前でまじまじ見るの本当に久々だから
見る場所に…





北「何食う？」


「………」






北「A？」






先輩の名前呼びに
分かりやすくドクって鳴る心臓。







「緊張してます。なんか、」



北「は、なんだそれ(笑)」



「わかんないです・・・」



北「いいから、どれにする？」




「じゃあ、、、」




激辛を指さした。





北「え、食えんの？お前苦手じゃ…


いいや。

じゃあ俺はこれで。」









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目の前にある真っ赤なマグマに
思わず息を飲んだ。


そんな私を見て鼻で笑う先輩。







「いただきます。」






口に入れれば、思ってた以上に辛くて
水一杯なんかじゃ足りなかった。





北「バカなんじゃねぇのお前」



「からっ！！ごっほごほ…」



辛いのに集中して緊張を解すなんて言ったら
絶対笑われる。







「……ん〜、、、」




北「はい、」






私のと自分のをさりげなく交換。






「え？」


北「どうせ無理って思ってたし」





だから、北山先輩辛いの好きなのに頼まなかったんだ。

私と交換するために…






「あ、ありがとうございます」


北「……いいから食えよ」




「はい(笑)」









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