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「え！？え！？」
そのまま掲げられてクルクル回される
男女くらい体重差があるわけじゃないのに、翔さんの逞しい腕がオレを軽々と持ち上げた。
「翔さんパーティーだから！人沢山見てますから！」
「ははっ！ごめんごめん。綺麗すぎて・・・・・」
「え？」
「和也がすっごく綺麗で我慢出来なかった。」
蕩けそうな顔で翔さんは笑った
「あ〜もう最高！！」
やめてって言ったのに今度は抱きしめてくる
ダメだ。この人も智さん現象に陥ってる・・・・・！
「あははは！！！！」
「あ！智さん！何で助けてくれなかったんですか！」
「だって、美味しそうな料理があったからぁ〜・・・・・」
「(もう！・・・・・・・・・・でも・・・・・・・・)」
正直悪い気はしない
高校の文化祭でステージに立った時と同じ感覚
またオレは魔法をかけられた
潤くんに
翔さんに
そして、雅紀に
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作者名：ぼっちゃん | 作成日時：2020年10月29日 18時
