矢印の方向★ ページ37
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JH
「ねぇ、あのヒョンは何を考えてるの」
久しぶりに訪れた一室のソファでくつろいでいると、インターフォンの前で固まっているA。
アイドル時代の癖でヒョン呼びはなかなか抜けないらしい。
ていうか、今更オッパって言うのも恥ずかしいらしい。
多分後者が本当の理由。
ん？この部屋を知ってる'' ヒョン ''って誰だ？
JH「え！？テヨンイヒョン、と.....テオ？？！！」
「どういうこと？なんであの子連れて来てんの」
JH「俺も知らないよ。なんでヒョンがここ知ってるの」
「いや、だってさすがにリーダーには伝えるでしょ」
JH「ああ...そう」
なんだ、俺だけじゃなかったんだ。
変なタイミングで変な理由で落ち込んだけど、今はそんなのどうでも良くて。
JH「あ、電話」
「誰から！」
JH「あの人」
インターフォンの音が鳴ってから多分5分くらい経ってるのでヒョンも痺れを切らしたんだろう。
テオを連れてきてるってことは多分ここにいるのが確実に分かってのことだと思うし。
「出ないで！」
JH「遅い。もう出ちゃった。もしもし？どうしたのヒョン」
TY「どうしたのじゃないよ。早く開けて〜ㅎㅎ」
JH「はーい」
「あ！何してるの！」
JH「え？っうわ！！」
勝手にエントランスのロックを解除すると、ありえないくらいの強さで背中を叩かれた。
ねぇ、俺今でもアイドルやってるんだけど？
びっくりしてAを見ると、Aも眉間に皺を寄せて俺を見ていた。
「なんで開けちゃうの〜！私があの子と会ってどうするのさ！」
JH「どうするんだろうね」
「やー！こっちが聞いてる！」
確かに、もう彼女の外見にはNCTのAの面影はどこにもない。
かと言って、NCTのAじゃない人に見える訳でもない。
JH「びっくりしちゃわない？テオ」
「びっくりしちゃうどころの話じゃないでしょ」
お前のせいだぞと言わんばかりのAの刺々しい視線。
唇がツンととんがっていて、拗ねてるのが隠しきれてない。
と、そんなタイミングでなる二回目のインターフォン。
もうドアの前にいるであろう二人。
俺たちの宿舎のようにガチガチのセキュリティでは無いこの部屋なので、この場合の選択肢はひとつしか残ってない。
JH「開けるよ？」
「ジェヒョンのせいだからね！?」
JH「うん。だから開けるよ？ㅎㅎ」
「や〜！笑うな！」
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
