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第八十八訓 ページ40

にしてもどうしようか…総悟君も神楽ちゃんも僕達の声には全く耳を貸さないし…



『…ヤバいですよ近藤さん。これ…どうしますか』



近藤「と、とりあえずこの崖を上がるぞ!侍が5人協力すれば超えられぬ壁などない!!」



たまにはいい事言いますね、近藤さん…よし。



『…そうですよね…それしかないです。じゃあ銀時、土台になれ。僕が上る』



銀時「はァ!?ふざけんな!ニコチンマヨでもお前でも良いから土台になれ!!俺が上る!」



クッソ…真顔で言ったらいけると思ったのに!!



土方「ふざけるな!!お前らがなれ!!」



「真顔で語りかけ作戦」は見事失敗。僕と銀時と十四郎君で誰が土台になるか言い合いが始まった。



銀時「テメェら大人になりやがれ!!俺は絶対土台なんてイヤだ!!」



『僕も嫌だわ!!土台なんて!!』



新八「お前らが大人になれェェ!!」



そうやって言い合いをしていると上からサド丸の動く音が聞こえた。
時間が無い事を悟り、顔を見合わせる。

近藤さん、十四郎君、僕の上に新八君が乗り、銀時がそこを駆け上がる。



銀時「カーブートー



狩りじゃああああ!!」



銀時の蹴りでサド丸の倒れる大きな音がした。
状況を確認する為自力で崖を上ると2人が銀時に説教されていた。



銀時「バッキャロォォォ!!喧嘩ってもんはなァ!
てめーら自身で土俵に上がって、てめーの拳でやるもんです!」



とりあえずこの感じなら一安心かな…。



銀時「遊び半分で生き物の命もて遊ぶんじゃねーよ!
カブトだってミミズだってアメンボだって、みんなみんな…」



その様子を見ているとメキッという音が聞こえた。
いや…メキッ、ってなんだ?メキッって…いや、まさか、そんなはずは…

銀時がゆっくり足を上げるとそこには綺麗な真っ平らに潰れた瑠璃丸がいた。



銀時「…みんなみんな死んじゃったけど、友達なんだ……
だから連帯責任でお願いします」



今からでも真撰組って辞めれますか?

お久しぶりです。皆様→←第八十七訓



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春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時

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