第七十八訓 ページ30
あの後、まぁいろいろあったが今はベンチに座ってソフトクリームを食べる2人をチュロスを食べながら眺める。
松平「なんてこった、まさかアレで引かねーなんて…我が娘ながらなんて恐ろしい」
土方「いやホントに恐ろしいよ」
『でも栗子ちゃん、ホントに漏らした訳じゃなさそうだよ。
チャラ男の方は着替えてるけど栗子ちゃんが着替えてないのを見ると、傷つけない為の嘘だと思うよ』
松平「ケツに挟めたまま歩いてんじゃねーの?」
『自分の娘何だと思ってんのさ…』
自分の娘が漏らしてそのまま歩いてるとは思わないよ。ってか思いたくないよ。
近藤「Aちゃん、それはアレか。
栗子ちゃんは脱糞なんかじゃ全然引いてない。
Aちゃんやトシは俺が脱糞してドン引きしてたのに、栗子ちゃんはそんな汚い部分も含めて、奴を包み込んでいると……そういう事か」
沖田「近藤さん、俺も引いてますぜ」
『まぁ、簡単に言えばそういうことです』
っていうか今日一日、近藤さん碌な事やってない気がするけど…
いや、そもそもなんでこんなに堂々としてるんだろう…
鋼っていうかダイヤレベルのメンタルしてんのかな…
沖田「とっつぁん!アレ見ろィ!」
近藤さんに頭悩ませていると総悟君が声を上げた。
沖田「ヤベー観覧車に向かってますぜ。間違いねェ、チューするつもりだ」
『密室で2人きりの空間、完璧なムードだね』
僕がそう言うと十四郎君以外は一目散に走り出した。
近藤「Aちゃんは来ないのか?」
『僕は
なんかこれ以上行っても危ない気しかしないし…
いざ、スイーツ全制覇!
・
・
・
日が傾き始めた頃、僕はカップ入りのアイスを食べながらベンチに座る。
ところで近藤さん達は良いとして十四郎君は何処行ったんだろ…
アイスを食べながらキョロキョロしていると十四郎君が歩いてきた。
ちなみに十四郎君はずぶ濡れでフラフラと歩いてきていた。
『あ、十四郎君…なんでそんなにずぶ濡れなの…』
土方「………あ、愛、なんて…」
『ホントに大丈夫?』
とりあえずそのままにしといてもダメなので、お店でタオルを買って十四郎君と屯所に帰った。
近藤さん達は…まぁ、大丈夫でしょ。
それより十四郎君このままにしたらヤバいし…
357人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時