第六十三訓 ページ15
そのままパトカーと並走していると、遠くから白いナニカが走ってきた。
「な、何でしょうかあれは!?
逃げ惑う人々を押し切って何かが此方は…
あれは犬!?いや……侍!!」
沖田「旦那!?」
土方「お前、何で此処に…!?」
向かってきていたのは銀時だった。
すると銀時はカメラに向かってこう言った。
銀時「映画、えいりあんvsやくざ絶賛上映中。見に来てね。
あとA、お前も行くぞ」
『え?な、何…うぐっ!』
僕は後ろ首を掴まれて連れてかれた。
あっ、痛い痛い…ってか死ぬ!
ジタバタと暴れていると銀時の後ろに降ろされた。
『し、死ぬかと思った』
銀時「しっかり掴まっとけよ、落ちるぞ。つーかンな簡単に死なれたら困る」
『…どういうこと?』
銀時「てめーが説教したお陰でこんな事やらなきゃならなくなったんだろーが。アイツら助けんのにお前も手伝ってもらうからな!」
『それは良いけど説教なんてした覚えなんてない!』
銀時「アレが説教じゃなかったら何なんだよ!』
『僕は言いたい事言っただけ…………まっ、前!!前見ろ前!!』
銀時「あ?」
二人で言い合いをしていると目の前にはえいりあんの口が目の前にあった。
そしてそのまま、喰われた。
銀時「あり?」
「「「『…………』」」」
喰われたけど……定春ごと喰われたんだけど…
『どーすんだこのクソ天パがァァァ!!
喧嘩してえいりあんに喰われたとか恥ずかしすぎるでしょ!死因えいりあんに食べられたとか洒落になんないから!!』
銀時「お、おお落ち着け!!まだ死んでねェから、大丈夫だから!死んでなかったらまだ希望はあんだろ?」
『前も後ろもえいりあんの肉で囲まれて希望なんかあるかァァァ!!』
助けてェェェェッ!!
356人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時