第八訓 ページ9
…ここまでするんだったら人違いじゃ本当に大変だっただろうな…
まぁ…一応一般人に斬りかかってる時点でヤバいことなんだろうけど。
「なんだ？オイ。
銀さーんてめ遊んでたらギャラ払わねーぞ」
反対側の人が気づいたようだ。銀時達の反対の屋根から声が聞こえた。
いやここまでやって気づかないの遅いと思うんだけど…
銀時「うるせェハゲェェ！！警察呼べ、警察！！」
土方「俺が警察だよ」
銀時「あ…そうだった」
_____
沖田「まだ刀抜いてやせんね。中々肝が据わってますねィ」
ここまで見ていた沖田君がようやく口を開いた。
『うん、本当…ここまでくると異常だよ。肩斬られてるってのにさ…本当に何も変わらないな』
沖田「…少なくとも今のアンタの表情で言う事でもないと思いまさァ。アンタも異常ですぜ…あ、いつもの事でしたねィ」
『さり気なく貶さないでくれない？』
沖田君は此方を見ながら少々呆れたように話す。そんな顔してたか？
『おっ』
そこでようやく銀時は刀を抜いた。
土方君は銀時に斬りかかるが、斬ったのは銀時の手ぬぐい。
銀時は土方君に向かって振りかぶり、刀を折った。
パキン
銀時「はァい終了ォ。
いだだ、おいハゲェェ！！俺ちょっと病院行ってくるわ！！」
土方「待てェ！！テメェ情けでもかけたつもりか」
銀時「情けだァ？そんなもんお前にかけるくらいなら、ご飯にかけるわ。
喧嘩ってのはよォ、何かを護る為にやるもんだろうが。
お前が、真撰組を護ろうとしたようによ」
土方「…護るって、お前は何護ったってんだ？」
銀時「俺の
昔から変わってなくて安心したよ。
沖田「フフ、面白れェ人だ。俺も一戦交えたくなりましたぜ」
沖田君はそう言った。口調からでも楽しそうにしているのが分かる。
銀時と沖田君だったらどんな勝負になるのかな…中々面白い事になりそうだけど、
『…多分沖田君でも勝てないんじゃないかな」
近藤「Aちゃんの言う通り、お前でもキツいぞ総悟。
アイツは目の前で刃を合わせていても、全然別の所で勝手に戦ってるよーな男なんだよ。
勝ちも負けも、浄も不浄も超えたとこでな」
いつの間にか近藤さんが近くに来ていた。
沖田「じゃあ、Aさんはそんな奴とどういう関係なんですかィ」
『んーそうだな〜』
僕は少し間を置き、言った。
『“ただの”腐れ縁だよ』
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きよはなぴ(プロフ) - 春菊さん、申し訳ありません。私への返信を削除してはいただけないでしょうか？それと、もう、画像をアップする事は不可能だと思います。私はアカウントを削除する予定なのですが、あまり記録を残したくなくて…。身勝手で申し訳ありません (1月17日 17時) (
レス) id: 94e1f59240 (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 春菊さん» なるほど、そういう事でしたか。謝罪は大丈夫ですよ。私が原作を持っていなくて疑問に思っただけですので (11月5日 16時) (レス) id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
春菊(プロフ) - 壊さん» 銀さんと再会して意識が変わったのではないかと思い、最初の主人公との再会では過激派攘夷浪士と書きました。誤解を招いてしまっていたのならすみません。 (11月5日 16時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
春菊(プロフ) - 壊さん» 懐さんコメントありがとうございます。私個人の解釈なのですが、第一巻の土方さんの登場時持っていたチラシに「過激浪士」と書かれているのと、同じく第一巻でターミナルを爆発させるための爆弾を持っていた事から (11月5日 16時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 桂って穏健派攘夷志士じゃ無かったんですか？ (11月5日 13時) (レス) @page3 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春菊 | 作成日時：2022年10月8日 1時
