第四十四訓 ページ45
銀時「じゃあ何?」
土方「知るか。だがこの屋敷に得体の知れてーモンが居るのは確かだ」
やっぱり幽霊なのかなー。
嫌だね〜、怖くて夜も眠れないよ…いやホントに無理だよ。
銀時「アホらし、付き合いきれねーや。オイ、てめーら帰るぞ」
そう言って銀時は立ち上がった。
新八「銀さん…何ですかコレ?」
あぁ、そうそう。神楽ちゃんと新八君と手繋いでね?
銀時「何だコラ。てめーらが怖いだろーと思って気ィ使ってやってんだろーが」
神楽「銀ちゃんの手ェ汗ばんでて気持ち悪いアル」
『諦めなよ、銀時。昔から怖いの見てはいろんなものぶっ壊してたじゃん…怒られてたじゃん』
銀時「あァ!?余計な事言ってんじゃねーよ!!つーかお前も」
沖田「あっ赤い着物の女!!」
『っ!』
ガシャンッ!!
総悟君の一言で銀時が押し入れに突っ込んだ。あーあ、また襖壊されちゃったよ。
まぁ、僕は?ビビってないですけど?ちょっと吃驚しただけだし?
………………………嘘ですごめんなさい。怖いです、嫌です。寝れないです助けてください。ガチでビビりましたごめんなさい。
新八「何やってんスか銀さん?」
銀時「いや、あの、ムー大陸の入り口が…」
沖田「土方さん、コイツァ…あれ?」
ガタッ、
音のした方を見ると十四郎君が壺に頭を突っ込んでいた。
多分銀時と同じなんだろうな〜。
沖田「土方さん、何やってるんですかィ」
土方「いやあの、マヨネーズ王国の入り口が…」
………そっかー………………いや、怖いんだけど…待って?怖いよ!!
沖田「Aさん、こりゃ」
『うわぁあっ?!』
沖田「…………………………Aさん?」
『え?な、何?何かな!?』
いきなり声をかけられて大声を上げた僕を見た総悟君は、真っ黒な笑みを浮かべた。
ひ、やだ。嫌な予感が……
209人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きよはなぴ(プロフ) - 春菊さん、申し訳ありません。私への返信を削除してはいただけないでしょうか?それと、もう、画像をアップする事は不可能だと思います。私はアカウントを削除する予定なのですが、あまり記録を残したくなくて…。身勝手で申し訳ありません (1月17日 17時) (レス) id: 94e1f59240 (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 春菊さん» なるほど、そういう事でしたか。謝罪は大丈夫ですよ。私が原作を持っていなくて疑問に思っただけですので (11月5日 16時) (レス) id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
春菊(プロフ) - 壊さん» 銀さんと再会して意識が変わったのではないかと思い、最初の主人公との再会では過激派攘夷浪士と書きました。誤解を招いてしまっていたのならすみません。 (11月5日 16時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
春菊(プロフ) - 壊さん» 懐さんコメントありがとうございます。私個人の解釈なのですが、第一巻の土方さんの登場時持っていたチラシに「過激浪士」と書かれているのと、同じく第一巻でターミナルを爆発させるための爆弾を持っていた事から (11月5日 16時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 桂って穏健派攘夷志士じゃ無かったんですか? (11月5日 13時) (レス) @page3 id: 701fbdee56 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月8日 1時