【銀魂】真撰組総長は変わり者。

第四十訓 ページ41

その後、僕達は屯所のある一室に集まっていた。
近藤さんは縁側に座り、総悟君は部屋でお茶を飲んでいて、十四郎君は煙草を吸っていて、僕はただただ金平糖を食べている。

あ、これはそよ姫探してた時に見つけたのじゃないよ。部屋にストックしてあるやつ。



沖田「みんなうわ言のように赤い着物の女と言ってるんですが、稲山さんが話してた怪談のアレかな？」



土方「バカヤロー幽霊なんざいてたまるか」



『まぁ隊士達が言ってるから否定しづらいけど、あれはフィクションじゃないの？』



普通に幽霊いるとか嫌だし…



近藤「幽霊を甘くみてたらとんでもない事になるぞトシ、Aちゃん。
この屋敷は呪われてるんだ。きっととんでもない霊にとり憑かれてるんだよ」



って言ってもなぁ…まだ情報は少ないし、信憑性に欠けるっていうか…
そんな事を考えていると、ザキ君がやって来た。



山崎「局長！連れてきました」



近藤「オウ、山崎ご苦労！」



『誰？』



山崎「街で探してきました、拝み屋です」



ザキ君が連れてきたのは如何にも胡散臭い拝み屋。
包帯巻いてたり、鼻眼鏡掛けてたり、中華服っぽいのを着てたり格好はバラバラでさらに胡散臭い。



土方「なんだコイツらは…サーカスでもやるのか？」



近藤「いや、霊を払ってもらおうと思ってな」



こんな胡散臭い人達に…？明らかに怪しいでしょ。
その後、僕の予想が当たってたかは分からないが、数分後にこの3人の正体が発覚した。














・















ミーン、ミーンミーンミーン



蝉の鳴き声が響き太陽が照りつける中、とある3人は木に逆さまに括り付けられている。



『ははっ、夏だねー』



銀時「ちょっと、この子ナチュラルサイコパスなんだけど！！」

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