【銀魂】真撰組総長は変わり者。

第十四訓 ページ15

土方「こんの野郎は…」



会議が終わった後、僕達は「禽夜」というカエルの護衛をする事になった。
現在はその屋敷にいる。そして隣で沖田君が寝ている。

ちなみに僕はサボってない。もう一回言う、サボってない。休憩してるだけだから。



土方「寝てる時まで人をおちょくった顔しやがって。
オイ起きろコラ。警備中に惰眠を貪るたァ、どーゆー了見だ」



土方君が沖田君を起こそうとしている。



沖田「なんだよ母ちゃん、今日は日曜だぜィ。
ったく、おっちょこちょいなんだから〜」



『違う違う、今日は土曜。これが終わったらもう1日休みがあるんだよ……あれ、なんで休日出勤なんてしてるんだ』



土方「今日は火曜だ！！」



あれ、違うのか…



土方「てめー、こうしてる間にテロリストが乗り込んで来たらどーすんだ？
仕事なめんなよコラ」



沖田「俺がいつ仕事なめたってんです？
俺がなめてんのは土方さんだけでさァ」



土方「よーし！！
勝負だ、剣を抜けェェェ！！」



『いやこんなところでやらないでよ…』



そんな風に3人で会話(？)をしているといきなり頭に激痛が走った。



土方、沖田「「『い"っ』」」



近藤「仕事中に何遊んでんだァァァ！！
お前らは何か！？修学旅行気分か！？枕投げかコノヤロー！！」



どうやら激痛は近藤さんが拳骨したらしい。
僕だけとばっちりじゃんか…なんもしてないし…などと考えていると、今度は近藤さんが殴られた。



近藤「い"っ」



禽夜「お前が一番うるさいわァァァ！！
ただでさえ気が立っているというのに」



近藤「あ、スンマセン」



殴ったのは護衛対象の禽夜だった。



禽夜「まったく役立たずの猿めが！」



そう吐き捨てて禽夜は屋敷に戻って行った。

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