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クルーウェル
「何をしているんだ。グリムを持ち上げて」
A
「あ、先生。匂いを嗅いでるんです！」
私はグリムのお腹から顔を離し、答えた。
先生は「そうか」と相槌を打ちながら、私達に近づいてくる。
クルーウェル
「今日も魔法薬学を教えるつもりだが、他にやりたい科目はあるか？」
A
「ん〜…そうですね。グリムは何か勉強したい科目はある？」
私はグリムを持ちながら聞いた。
もしかしたら、グリムも勉強に悩んでいるのではないかと思った。
だから、目の前のグリムに選択肢を委ねた。
基本私は全ての教科が分からないため、別に魔法薬学でも何でもいい。
グリム
「ないんだゾ！」
A
「苦手な教科は？」
グリム
「オ、オレ様はなんでも出来るに決まってるんだろ！」
絶対、嘘じゃねーか
そう答えたグリムの声は少し焦っていて、顔に緊張が張り付いている。
わっかりやすい嘘だ。
まぁ、誰よりもプライドの高いグリムらしいなと思う。
私は先生の方を向いて言う。
A
「先生のオススメでお願いします」
クルーウェル
「分かった。昨日の続きをやろう」
そう言うと、先生は私の隣に座ってきた。
昨日のように、指定されたページを開き、先生の話をメモしながら話を聞く。
何十分か経ったところで、ある1つの話に脳が反応する。
聞き覚えのある話だった。
昨日、トレイ先輩に錬金術を教わっていた時に聞かされた話だった。
1番よく覚えている。
なぜなら、ハ〇ー・ポッ〇ーのあの魔物が出てくるからだ。
A
「あ、それってあれですよね。調合者の強い闇とかで
吸魂鬼とは、黒いフードとマントを
人の幸福や希望を糧としている彼らは、魔法界で最も忌み嫌われる存在らしい。
クルーウェル
「これは3年生の範囲だ。よく勉強しているな。グッドボーイ」
グッドボーイ!? 初めて本人から聞いた言われた褒められた！ やっば！ 嬉しっ！ うへ、うへへへ。
褒め言葉に内心興奮していると、
先生の手が動く気配を感じた。
私の頭上に手を伸ばす。
また撫でられる＿＿＿そう思った。
その時、私は伸ばしてきた手を反射的に自分の両手で掴んでしまった。
わざとでは無い。無意識だった。
先生は特に驚いた顔をせず、何食わぬ顔で私を見ている。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
