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A
「リ、リドル先輩…？」
そこには、驚いているリドル先輩の顔があった。
と同時に、自分の手が先輩の腕を掴んでいるのも見えた。
理解した途端に、驚きと申し訳なさが襲う。
A
「＿＿っん？ あぁぁぁあ!!! ごめんなさい!!! ごめんなさい!!!」
勢いよく手を離す。
その時、ガタッと音がすると共に体が傾く感覚がした。
しかし、体の重心は元の位置に戻る。
一瞬の揺れに驚いていると、先輩の声が聞こえてきた。
リドル
「お、落ち着いて。僕は驚いただけで別に気にしてない」
先輩が私を見下ろす。
いつもよりも先輩が大きく見えて、違和感を覚えた。
その違和感から、自分が椅子に座っていることに気がつく。
そうなると、先程の揺れの正体はこれだ。
私が椅子から落ちそうになるところを助けてくれた時に揺れたのだ。
A
「あ、ありがとうございます」
リドル
「いえいえ。それよりも、少し
先輩は心配そうな表情で私を見る。
A
「あ、はい。大丈夫です！」
待って！ 私の事心配してくれてる！
やばい、めっちゃ嬉しっ！
心の中で喜んでいると、引っかかる言葉があるのに気がつく。
"
じゃ、さっきのエースは偽物…。
そうと分かると、心の底から安堵し、ホっと息を吐いた。
その後、首を動かして、周囲を見渡す。
そこには、私達以外に誰もいなく、談話室に静けさが広がっているだけだった。
強いて気になる点があるとすれば、窓が真っ黒な事ぐらいだ。黒い画用紙でも貼られたのではないかと一瞬、思う。
でも、それは違う。
単純に外は夜に包まれているだけ。
私、どれぐらい寝てたんだろう…。
気になって、この部屋の時計を見てみると、
7時13分を指していた。
前方から、コトっと食器を置くような音が聞こえてきた。音の方に視線を向けると、少し湯気立っている紅茶が置いてあった。
リドル
「これで気分を落ち着かせるといい」
A
「あ、ありがとうございます！ いつもすみません…」
また紅茶を入れてもら…った！
嬉しー！ 嬉しすぎる！ わぁーーー！
昨日と同じように幸福感を噛み締めながら、紅茶を口の中に運ぶ。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
