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ケイト
「どうしてエースちゃんとケンカしたの？」
やはり案の定、先輩は私に話しかけてきた。
A
「すみません。あまり言いたくないです」
ケイト
「別に何をする訳でも、誰かに話す訳でもないよ〜」
A
「それでも言いたくないです」
別に先輩を疑ってはいない。
面倒事が嫌いなケイト先輩の事だ。
本当に何をする訳でも話す訳でもないだろう。
でも、私は答えない。
念には念をという気持ちで言わないだけだ。
例え言わない性格であっても、人間なんて得や損で口が緩む。
私はそれを知っている。
人間なんて結局はそういう生き物なんだから。
ケイト
「え〜、送ってあげてるのにショック〜」
断固として答えない私に、ケイト先輩は眉を下げて残念そうな表情をする。
うっ、恩を着させて話してもらおう作戦だ…
ヴィランらしいな
A
「わかりました。でも聞いちゃったら、ケイト先輩も面倒事に巻き込まれますよ」
私も負けてはいない。
先輩の
ケイト
「え〜何それ〜。1年のケンカに3年の俺が巻き込まれちゃうの、ウケる〜」
ケイト先輩は相変わらず、ニコニコして笑う。
軽いっていうか…他人事って感じだな
ケイト先輩らしいなぁ。
そう思っていると、自分のお腹が「グゥー」と鳴った。
ケイト
「あれれ〜。もしかして、夜飯まだ食べてない感じ？」
A
「はい、食べてないです。遅くまで勉強してたので」
ケイト
「相変わらず真面目だなぁ〜。この時間ならギリギリ購買部空いてるかもよ？」
A
「そうなんですか！ 分かりました、行ってみます」
お腹の音で話題をかわせたみたいだ。
それか、私の作戦が効いたのかもしれない。
こうして先輩と話していたら、大きな扉の前に着いた。やっと帰れるのだと思い、ホッと安堵する。
A
「送ってくれてありがとうございました！」
ケイト
「いえいえ〜♪ じゃあねー」
ケイト先輩は手を左右に振りながら、いつもの笑顔でバイバイする。
私はそんな先輩に一礼をして、ハーツラビュル寮から出た。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
