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A
「皆、何か知ってるよね?」
様子がおかしいと思い、皆の顔を見る。
エース
「俺は知らないなぁー、デュースに聞いてみれば?」
エースは顔を覗き込まれないようにそっぽ向く。
デュース
「ぼ、ぼ、僕も知らないな、グリムに聞いてみるといい」
デュースは何故か額に汗をかいている。
グリム
「オ、オレ様も知らないんだゾ」
グリムは目を合わせようとしない。
嘘つくの下手か
皆何か後ろめたい事を監督生にしたようだ。
私はなぜ実験着がこんなにあるのか、
着替えながら考える。
実験着、魔法薬学、三馬鹿、後ろめたい、この4つのキーワードを繋げると、おおよそ予想が着く。
きっと、三馬鹿が魔法薬学で監督生の実験着を何着も燃やしてしまったのだろう。
A
「あ〜、なるほどね」
想像が出来できてしまって、納得する。
怖、この2人と1匹怖…
毎回監督生を巻き込んでたのか、怖
私は魔法薬学の授業から生きて帰れるのかと不安になった。
エース
「そろそろ行こうぜ」
デュース
「もうこんな時間だ」
グリム
「Aも行くんだゾ!」
皆は逃げるように、更衣室から立ち去る。
A
「ちょ、待って」
実験室の場所が分からないため、急いで皆を追いかけた。
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ダブルブェ(プロフ) - こうめさん» こうめさん、ありがとうございます! 頑張ります! (2021年2月14日 14時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - 続きを全裸待機 (2021年2月13日 23時) (レス) id: ed55d3266f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2020年12月17日 21時